学び続ける久保康友選手から学ぶ、技術を支える“身体の土台”とは?
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
プロ野球選手・久保康友選手が、
独立リーグの兵庫ブレイバーズに
3期ぶりに再入団しました。

久保選手は、
ロッテ、阪神、DeNAの3球団で活躍後、
さらに米独立リーグやメキシカンリーグでプレー。
新型コロナ禍による自粛生活を経て、
2021年にブレイバーズへ入団。
その後、ドイツ・ハンブルクを拠点とする
「ハンブルク・スティーラーズ」に
約2年前に加入し、挑戦を続けてきました。
そんな久保選手は、
「自分は常に学ぶ側にいたい」
「野球は健康づくりの一環でやっている」
「プロ野球が好きなんじゃなくて、野球の技術が好きなんだと思います」
と語り、
その姿勢には強い信念と探究心を感じます。
私自身、アスリートのパフォーマンス向上を
支援する立場として、
この言葉に深く共感しました。
久保選手の言葉には、一貫して
「学ぶ姿勢」と「本質を見つめる眼差し」
が感じられます。
彼は
「プロ野球が好きなのではなく、野球の技術が好き」
と言っていますが、
まさにこれは、表面的な結果よりも、
技術や動きの本質を大切にしている証拠です。
では、その“技術”を支えるものは何か。
私が常々アスリートのサポートをする中で
感じているのは、
「技術は土台の上にしか成り立たない」
ということです。
その土台こそが、ボディコントロールです。
ボディコントロールとは、
自分の身体を思い通りに動かす力であり、
動いている最中でも安定したバランスを保ち、
必要なタイミングで
必要な筋肉を働かせられる能力のこと。

これが身についていないと、
どんなに技術を学んでも、
その再現性や精度は上がりません。
たとえば野球であれば、
ピッチャーがどれだけフォームを修正しても、
身体のバランスが崩れていたら
制球は安定しません。

バッターも、
スイングのタイミングや
力の伝え方が思い通りにならなければ、
打率は上がらないでしょう。
ボディコントロールが身につくと、
基礎運動能力、すなわち、
バランス感覚、敏捷性、体幹の安定性、連動性
が飛躍的に向上します。
この基礎が安定することで、
今まで「感覚頼り」だった技術が、
より再現性の高い武器へと変わっていきます。
つまり、技術の精度を上げたいのであれば、
まずは“体を正しく扱えること”が大前提です。
そしてそれこそが、
パフォーマンスを最大限に引き出すための
第一歩なのです。
久保選手のように、
どんなステージでも学び続ける姿勢を持ち、
本質と向き合うこと。
その中で、自分の身体を深く理解し、
自在に操れるようになること。
これが、アスリートとして長く、
そして高いレベルで活躍し続ける
秘訣なのだと、私は確信しています。
私は、あなたがより良いパフォーマンスを
発揮できるよう、
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私と一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
