「41歳、まだ終わらない挑戦。」~竹内智香選手の引退表明から学ぶ“動ける体”の作り方~
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
今日は、
一人のアスリートの引退に深く胸を打たれた
お話から始めさせてください。

スノーボード・アルペン女子で、
五輪6大会出場という
前人未到の偉業を成し遂げた竹内智香選手が、
来季限りでの現役引退を発表されました。
29日に開かれた会見で、
「長く続けた競技人生を今シーズン、2025年―26年、オリンピックシーズンをもって競技の世界から退くことをご報告させていただきます」
と、静かに語られたその言葉には、
覚悟と感謝、そして “やりきる” という
強い意志が込められていました。
竹内選手は、41歳という年齢でなお、
世界の頂点を目指し続けています。
それだけでも驚くべきことですが、
さらに特筆すべきは、
昨年から続く腰痛を抱えながらも、
最後まで滑り続けることを決めた
その姿勢です。
「やっぱりやめないのは、それだけスノーボードが好きだということ」
「来季は可能な限り腰の痛みをゼロにして雪上に戻ってきたい」
この言葉に、私は強く心を動かされました。
アスリートにとって、
年齢を重ねるごとに求められるのは、
単なる筋力やスピード以上に、
「体を思い通りに扱える力=ボディコントロール力」
だと私は考えています。
若いころは筋力や瞬発力で
カバーできていたものも、
40代に差し掛かると、
わずかな姿勢の崩れや動作の乱れが、
ケガやパフォーマンス低下に直結します。

竹内選手が “腰の痛みをゼロにしたい”
と語ったのも、
まさに体の使い方や
重心のコントロールが鍵であることを、
長年の経験を通して
知っているからではないでしょうか。
ボディコントロールは、
筋力に頼らず、
自分の体の重さやバランスを意識し、
最小限の力で最大の動きを生み出す
トレーニングです。
それは年齢や種目を問わず、
すべてのアスリートに必要な
「土台」だと私は確信しています。
私は、アスリートが夢をあきらめず、
最後まで挑戦し続ける姿を
心から応援しています。
そして、その挑戦を支えるために、
体の使い方を根本から見直す
ボディコントロールの重要性を、
これからも多くの方に
伝えていきたいと思っています。
41歳になっても、なお成長を求め、
滑り続ける竹内選手の姿に、
私自身も大きな勇気をいただきました。
「年齢を言い訳にしない」
その姿勢こそ、
すべてのアスリートにとっての
最高の教科書です。
私たちは、
あなたがより良いパフォーマンスを
発揮できるよう、
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
