“力まない強さ”の秘密。山本由伸投手が磨き続けるボディコントロールとは?

 

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

MLBドジャースの山本由伸投手の話題で

毎日持ち切りですね。

 

SNSでも山本由伸投手のトレーニングが

投稿され、注目を浴びています。

 

https://x.com/GessnerJosh/status/1952810187300954551?s=09

 

山本由伸投手のトレーニングは、

いわゆる重いバーベルを持ち上げたり、

筋肉を大きくするための

トレーニングではありません。

 

彼が大切にしているのは、

「自分の体をどれだけ思い通りに動かせるか」

という部分です。

 

つまり、

自分の意思で体をコントロールする力、

これこそが “ボディコントロール” です。

 

ボディコントロールとは、

動きの中で安定したバランスを

自分自身の体でコントロールすること

を指します。

 

静止した状態でのバランスではなく、

「動きながら崩れない」

ことが重要です。

 

たとえば、

ピッチャーが全力で投げる時にブレない。

 

サッカー選手が激しい接触の中でも

姿勢を保ち、正確なパスを出せる。

 

バスケットボール選手が

相手をかわしながらも、

次のステップに移れる。

 

こうした一連の動きの裏にあるのが、

ボディコントロールの力なのです。

 

ボディコントロールが身についていると、

自分の体を隅々まで使うことができます。

 

普段意識していない部分、

たとえば足の指先や

肩甲骨の動きまでを意識的に操ることで、

動作全体がスムーズになります。

 

多くのアスリートが

「思った通りに体が動かない」と感じるのは、

この “意識と体のズレ” が原因です。

 

ボディコントロールが高まれば、

このズレが解消され、

イメージした通りの動きが

できるようになります。

 

さらに、ボディコントロールを高めると、

無理のない動きができるようになります。

 

余計な力みが減り、

自然体のままでも力強く動ける。

 

たとえば、

野球の投手であれば、

力任せに投げなくても球速やキレが上がり、

体への負担も少なくなります。

 

 

サッカー選手であれば、

柔らかく動きながら

スピードを出せるようになり、

動きのキレや安定感が増します。

 

また、

ボディコントロールが身につくことで

ケガの予防にもつながります。

 

自分の体のバランスを

瞬時に感じ取れるようになるため、

転倒や急な動きにも対応でき、

関節や筋肉への過度な負担を防げます。

 

これは長い競技人生を送るうえで

非常に大切な要素です。

 

どんなに才能や技術があっても、

ケガでプレーできなくなれば

意味がありません。

 

そして、

ボディコントロールが身についている人は、

無駄な筋肉をつける必要がありません。

 

必要な筋肉を、

必要なときに使えるようになるからです。

 

筋肉をただ大きくするのではなく、

“今ある筋肉をどれだけ効率的に使えるか”

という視点が重要になります。

 

山本由伸投手の動きがしなやかで美しいのは、

この「効率的な体の使い方」

ができているからです。

 

力みがなく、全身が連動して動くことで、

結果として高いパフォーマンスを

発揮できるのです。

 

ボディコントロールを高めることは、

アスリートにとって土台づくりそのものです。

 

スピード、パワー、テクニックのすべては、

この “体のコントロール力 ”の上に

成り立っています。

 

どれだけ優れた技術を学んでも、

土台が不安定なままでは、

本来の能力を発揮することはできません。

 

だからこそ、

ボディコントロールを磨くことは、

競技力を根本から高める最短ルートなのです。

 

あなたの体も、

意識次第でまだまだ変わります。

 

自分の体の声を感じ取り、

思い通りに動かす力を身につけること。

 

それが、ケガを防ぎ、

無理なく最高のパフォーマンスを

引き出すための鍵になります。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

アスリートが現役でいられる時間は限られています。

 

過ぎた時間は取り戻すことはできません。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

スポーツ力を最大化し

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげ

スポーツ力を最大化するボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。