手足が長いアスリート必見!動きを変える5つのステップ
こんにちは!
ボディコントロール講師の佐野雅俊です。
最後まで白熱したJリーグは、
ヴィッセル神戸の二連覇で幕を閉じました。
選手の皆さん、本当にお疲れ様でした!
スポーツ界では、
長身で手足の長いアスリートが注目を集めています。
例えば、大谷翔平選手(193cm)や
藤浪晋太郎選手(197cm)のように、
長身アスリートが見せる迫力あるプレーには、
思わず息を呑みますよね。
しかし、手足が長いことは
一見、長所に思われがちですが、
実は悩みのタネになることもあります。
手足が長いことで
「思い通りに体が動かない」
「バランスがとりづらい」など
長い手足を持て余してしまうアスリートは
少なくありません。
今回は、そんな手足が長い人の
コンプレックス解消についてお話しします。
私の生徒さんにも、手足のコンプレックスを
持つ方がいらっしゃいました。
子供の頃から手足が長く、
そのせいでバランスがとりづらく、
歩くのも走るのも苦労している、
と悩んでいました。
手足が長いと、
脳から指令が届くのにも時間がかかりますし、
神経の感覚が乏しい部位もでてきます。
いくら練習やトレーニングで体を鍛えても、
神経がつながらなければ
思うようなスムーズな動作はできません。
それではどのようにすれば良いでしょうか?
それは正確な動きのルートを、
体幹から末端まで、体に記憶させることです。
例えば、野球のピッチャーの場合、
ボールを投げるイメージは
体幹から腕、指先へとつながるルートを
意識することが重要です。
具体的には、
以下の5つのステップを意識することで、
正確な動作ルートを
体に記憶させることができます。
1. 体幹の安定
投球動作の基本は、体幹の安定です。
体幹がブレると力が腕や指先に
正確に伝わりません。
股下から頭の先までの中心線を意識し、
背すじをまっすぐに伸ばしましょう。
体幹から姿勢を整えることで、
頭の位置が定まります。
2.肩甲骨・脇から腕を動かす
肩甲骨・脇は、
体幹と腕をつなぐ重要な関節です。
右利きの場合、左手で右肩甲骨・右脇を触り
感覚を確認しましょう。
物理的に手で触ることで、
イメージと感覚がより深くつながります。
3.二の腕を動かす
二の腕(上腕三頭筋)は、
肩甲骨・脇からつながる部位です。
ここを意識することで、体幹からの力を
ダイレクトに指先に伝えられます。
右利きの場合、左手で上腕三頭筋を触り
感覚を確認しましょう。
4.ひじから手首の意識
ひじは内側から曲げる意識をもち、
手首は反らすようにします。
これによって、二の腕からの力が
しなやかにスムーズに伝わります。
5.手のひらと中指の意識
手のひらは指のつけ根にあたる関節です。
ここを意識することで、
指全体をコントロールできます。
特に中指を意識することで、
体幹から指先までの動きのルートが
より正確に確立されます。
このように体幹から指先までの
各部位ごとの意識を確認し、
手でなぞることで、
正確な動きのルートが体に記憶されます。
まとめ
手足が長いことによるコンプレックスは、
適切なボディコントロールによって
克服できます。
ポイントは、正確な動きのルートを
体幹から末端まで記憶させることです。
1. 体幹の安定
背すじを伸ばし、体幹を安定させることで、
力の伝わり方がスムーズになります。
2. 肩甲骨・脇の意識
肩甲骨や脇を意識し、
体幹と腕をしっかりつなげます。
3. 二の腕の動作
二の腕を意識することで、
体幹の力を指先にダイレクトに伝えます。
4. ひじと手首の意識
ひじを内側から曲げ、手首を反らすことで、
しなやかな動作をサポートします。
5. 手のひらと中指の意識
手のひらと中指を意識することで、
動作の最終ルートを
正確にコントロールできます。
これらのステップを実践し、
繰り返し練習することで、
手足の長さを「コンプレックス」ではなく
「強み」に変えましょう!
次回は足の動きのルートについてお伝えします。
ぜひご覧ください!
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
私たちと一緒に、あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ 代表 佐野雅俊
高校卒業後、社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、のべ3万人以上にダンスレッスンと体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、筋トレや様々なレーニングを複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげるボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、全力で競技に挑めるようにサポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
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