繰り返しのケガで悩んでいるアスリートのあなたへ。ケガを克服し、ケガをしない体を作るには?
先日、大相撲の元大関・貴景勝関が引退を表明されました。
度重なるケガで体も心も限界とのことでした。
横綱を目指しての道半ばで、さらに28歳という若さでの引退は、さぞ無念だったと思います。
アスリートは夢や目標に向かって、毎日厳しい練習を行い、トレーニングで体を鍛えています。
しかし競技によっては、外部からの不可抗力でケガを負うことがあります。
私は競技ダンスでしたが、試合中に他の選手と接触し、打撲したことや転倒したことがありました。
1度ケガをすると知らないうちに肉体だけでなく、精神的にもダメージを負います。
すると恐怖心から体が無意識に「ケガをしたくない」とかばい始めます。
具体的には腰がひける、
体がのけ反る、
肩や足に必要以上に力が入るなどの状態に陥り、
体のバランスが崩れてきます。
ケガが治っても、すぐに別の箇所をケガしてしまいます。
そうなると体を動かすこともままならず、
メンタルも下がり競技を続けること自体が難しくなってしまいます。
気持ちで負けない。
これはとても大切なことですが、体が無意識に拒んでしまってはどうしようもありません。
それではどうすれば良いのか?
答えは、
自分の体を見直し、
体の隅々まで神経を張り巡らせ、
動きの中で安定したバランスを保ち、
体をコントロールすることです。
骨盤から背骨、
インナーマッスルからアウターマッスル、
そして全身へと、
体の芯から末端まで全身にくまなく神経を行き渡らせます。
体の中には、どんなに鍛えても無意識に動いている箇所があります。
全身にある無意識の箇所を自分の意識でつなげ、
ボディバランスをコントロールすることで、
根本的な姿勢と動き方が劇的に変わります。
そうなると練習でも試合本番でもスムーズな動きができ、
ケガのリスクを回避することができるようになります。
私もボディコントロールを身につけてからは、他の選手と接触しても転倒しなくなりました。
そして無駄な動きがなくなり、常に安定したパフォーマンスを発揮できるようになりました。
ボディコントロールができるようになると、
当たり負けをしないバランス能力が身につき、
あなたが抱える無意識の恐怖心をなくします。
あなたもぜひ1度、自分の体を見直してみて下さい。
無意識の動きが意識して動けるようになると、劇的に変わります。
あなたがケガで悩まず、楽しい競技人生をおくれるように応援しています。
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
私たちと一緒に、あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ 代表 佐野雅俊
高校卒業後、社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、のべ3万人以上にダンスレッスンと体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、筋トレや様々なレーニングを複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげるボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、自信を持って競技に挑めるようにサポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。