「誰も知らない領域へ」──小田凱人選手の挑戦が教えてくれる、ボディコントロールの本当の価値

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

19歳の小田凱人選手が、

ウィンブルドン車いす部門男子シングルスで

見事2度目の優勝を果たしました。

 

 

しかも相手は

地元イギリスの声援を一身に受ける昨年王者、

世界ランキング2位のヒューエット選手。

 

完全アウェーの中で、

逆転勝利を収めるという劇的な展開でした。

 

試合後、小田選手が語った

「耐えたなという試合でした」

という言葉が印象的です。

 

第1セットを落とし、

リターンエースを何本も取られ、

自らの武器であるサーブさえも

思うように機能しない。

 

そんな状況でも小田選手は

「これで勝ったら格好いいでしょ」

と自分に言い聞かせながら、

見事に流れを引き寄せていきました。

 

では、なぜ彼はこのような逆境でも折れずに

戦い抜くことができたのでしょうか?

 

その鍵のひとつが、

「ボディコントロール」にあると

私は感じています。

 

ボディコントロールとは、

単に筋力や柔軟性を鍛えるだけでなく、

「動きの中で安定したバランスを保ち、自分のイメージ通りに体を操る力」

のことです。

 

 

トップアスリートになればなるほど、

このコントロール力の重要性が際立ちます。

 

小田選手もきっと、

相手に押されて苦しい場面でも、

自分の体の動きと感覚をしっかりつなげて

「崩れない」軸を保っていたはずです。

 

そうでなければ、

あれだけのプレッシャーの中で

連続ブレークを成功させ、

勝利をつかむことはできません。

 

実際、小田選手は

「自分のスイッチが入ったところで、ガーっと自分に対してできた」

と語っています。

 

この “スイッチ” とは、精神論だけでなく、

身体感覚を呼び起こし、

動きを正確に再構築するような、

深い身体のコントロールがあってこそ

機能するものだと私は考えます。

 

ボディコントロールが身についていると、

試合中に「体の軸を戻す」

「崩れたリズムを立て直す」

「集中力を再び高める」

といった切り替えが

瞬時にできるようになります。

 

これが、勝敗を分ける差になるのです。

 

小田選手は

「誰も知らない領域まで行きたい」

と語りました。

 

まさにその言葉通り、

彼は常識や限界にとらわれず、

身体と心を磨き続け、

世界の舞台で挑戦を続けています。

 

私たちのスタジオでは、このような

「動きの質を高め、限界を突破する力」

としてのボディコントロールを

重視しています。

 

アスリートとして結果を出したい方、

自分の可能性を信じて挑戦し続けたい方には、

きっと大きな力になるはずです。

 

限界の先へ──その挑戦を支えるのが、

日々の地道なボディコントロールの積み重ねです。

 

あなたも、自分の可能性を信じて、

今できる一歩を踏み出してみませんか?

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お気軽にご相談ください。

 

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげる

ボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。