イップスは心の問題だけじゃない!藤浪晋太郎選手の復活劇に学ぶ、身体から克服する“動きの再現力”の鍛え方
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
DeNAが藤浪晋太郎投手の獲得を発表しました。
背番号は「27」。

昨季の日本一チームがシーズン終盤に向けて
本気で勝ちにいく姿勢を示した形です。
藤浪投手といえば、
2012年ドラフト1位で阪神に入団し、
通算57勝を挙げた実力派。
メジャーでも奮闘を続けていましたが、
最近は思うような成績を残せず、
マイナーでも苦しい時期が続いていました。
しかし、
それでも彼が再びNPBの舞台
に戻ってくるという事実は、
すべてのアスリートにとって
大きな希望だと思います。
というのも、
長いキャリアの中で誰しも一度は陥る
“イップス” や “スランプ”
といった状態に対して、
どう向き合うかが問われるからです。
イップスとは、技術や体力ではなく、
「できていたことができなくなる」
心理的ブロック。
スランプも含めて、
これらはトップアスリートでも
避けられない壁です。
しかし、ここで重要になるのが、
「自分の体を思い通りにコントロールできるかどうか」
です。
ボディコントロールとは、
ただの筋力や柔軟性ではなく、
動作の正確性・再現性、
そして感覚と現実のズレを修正する力です。
これが身についていると、
調子を崩したときでも、
軸を持って戻ってくることができます。

そして実は、
心理的ブロックを直接
“心” からではなく、
“身体 ”から解消するアプローチも
非常に効果的です。
私たちは、
身体がうまく動かないことで
心に不安が生まれ、
それがさらに動きを乱すという
悪循環に陥りがちです。
逆に、
身体を安定して
コントロールできるようになると、
不思議と心も落ち着き、
迷いや不安が軽減されていきます。
つまり、ボディコントロールは
「心のブレーキ」を解除する
鍵にもなるのです。
藤浪投手も、
投球フォームの不安定さが取り沙汰され、
時に「イップスでは?」と
ささやかれた時期がありました。
しかし、
彼がこうして第一線に戻ってこられたのは、
自分の身体感覚と向き合い続け、
修正力・再現力を積み重ねてきたからだと
私は感じます。
私たちが提供している
ボディコントロール・トレーニングも、
まさにこの
「本来の動きをいつでも再現できる力」と
「心理的ブロックの改善」に特化しています。
どんなにプレッシャーがかかる状況でも、
普段通りの自分でいられる。
緊張しても、イメージと身体の動きがズレず、
パフォーマンスが落ちない。
これは、競技レベルを問わず、
すべてのアスリートにとって
最も重要な土台だと考えています。
「調子が悪いときに、どうやって戻るか」
その答えが、
身体から心を整える 「ボディコントロール」
にあります。
自信を持って動ける自分を、
いつでも再現できる力を一緒に育てましょう。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
