アスリートに必要な“ケガをしても戻れる身体”とは?桐生祥秀選手の例から学ぶ

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

2025年8月3日、

山梨県・富士北麓公園で行われた

「富士北麓ワールドトライアル」。

 

この大会で、

陸上男子100mの桐生祥秀選手が

9秒99(+1.5)という

驚異的なタイムを記録し、

見事に9月開催の東京世界選手権の

参加標準記録を突破しました。

 

 

日本人選手として8年ぶりに9秒台を記録し、

代表入りをほぼ確実にしたこのニュースは、

多くのスポーツファンの胸を打ちました。

 

しかし、

私が注目したのはその

「記録」そのものではなく、

そこに至るまでの“背景”です。

 

桐生選手は、

2017年の日本インカレで

日本人初の9秒台(9.98)を記録したあと、

ケガや病気に苦しむ時期が続きました。

 

一時は世界大会の代表から外れるほど

苦しい時期を経験しています。

 

それでも彼は、2025年シーズンに入り、

静岡国際での優勝や

日本選手権での5年ぶりの日本一など、

目覚ましい復活を遂げています。

 

その復活の裏にあるのが、

「ボディコントロール能力」

の高さだと私は考えます。

 

ボディコントロールとは、

身体の動きを意識的に調整し、

無駄のない効率的なフォームを維持する能力

のことです。

 

 

これが身に付いているアスリートは、

ケガのリスクを減らすだけでなく、

仮にケガや病気に見舞われても、

復帰までの道のりが早く、

再発のリスクも抑えることができます。

 

たとえば、同じ肉離れでも、

ボディコントロールができている選手は

再発率が低く、

回復後のパフォーマンスも安定します。

 

それは自分の身体のクセや弱点を把握し、

無理のない動き方で

復帰の過程を踏めるからです。

 

桐生選手のように、

一度はどん底まで落ちた状態から

再び頂点を目指すためには、

「筋力」や「スピード」だけでは不十分です。

 

身体の土台をしっかり整える

「ボディコントロール能力」が、

まさに地味ながら

最も重要な支えとなるのです。

 

トレーニングスタジオはるかぜでも、

アスリートがこのボディコントロールを

習得するためのプログラムを提供しています。

 

大切なのは、

「ケガをしない身体をつくること」ではなく、

「ケガをしても戻ってこられる力を養うこと」

です。

 

試合に出続けるだけが

選手生命ではありません。

 

困難にぶつかったときに、

そこからどう立ち直るかが、

本当の意味での “強さ” です。

 

桐生選手の快挙は、

多くのアスリートにとって希望です。

 

そして、復活を可能にする

“見えない力” としての

ボディコントロールの重要性を、

あらためて教えてくれたと感じています。

 

あなたも、未来の自分のために

「動きの質」を高めてみませんか?

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

アスリートが現役でいられる時間は限られています。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

スポーツ力を最大化し

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげ

スポーツ力を最大化するボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。