鍵山優真選手に学ぶ!本番で練習通り動くためのボディコントロールの力
鍵山優真選手、圧巻のフリー200点超え
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
フィギュアスケート男子で
2022年北京五輪銀メダリストの
鍵山優真選手が、
サマーカップのフリーで204.78点を叩き出し、
合計289.72点で優勝しました。

冒頭の4回転サルコーでは
高い出来栄え点(GOE3.56)を獲得し、
その後も安定感のある演技を披露。
本人も
「本当に練習通りできた」と語っており、
冒頭ジャンプの成功で自信が湧き、
そのまま最後まで演技をまとめ上げた
とのことです。
これは単なる技術力の高さだけでなく、
「練習で積み上げた動きを、そのまま本番で発揮できる力」
が備わっていることの証でもあります。
本番で「練習通り」に動くことの難しさ
スポーツに限らず、
本番は独特の緊張感があります。
練習では完璧にできても、
試合や大会では体が硬くなったり、
呼吸が浅くなったり、
タイミングがずれたりすることは
珍しくありません。
これは、
緊張によって筋肉のコントロールが乱れ、
動きがぎこちなくなることが一因です。
特に細かい動きやバランスを要する競技では、
ほんのわずかな体重移動の乱れが
結果に直結します。
鍵山選手に見る「ボディコントロール」の力
鍵山選手は、冒頭の4回転サルコーを
成功させたことで自信を持ち、
その後も安定した演技を続けられました。
この「安定して動ける」背景には、
日々の練習で培った
高いボディコントロール能力があります。
ボディコントロールとは、
体の各部位を意識的かつ的確に操り、
動きの再現性を高めるスキルです。
これが身に付いていると、
たとえ緊張やプレッシャーがあっても、
筋肉や関節が必要なタイミングで
必要な動きをしてくれます。
つまり
「いつもの練習の通り」が可能になるのです。
本番で力を発揮するためのボディコントロール
私のスタジオで行っている
ボディコントロール・トレーニングも、
まさにこの
「練習通りに動ける力」
を養うことを目的としています。
動作の安定性:大きな動きでも小さな動きでも、軸がぶれない
動きの再現性:日によって調子が変わらず、同じパフォーマンスができる
プレッシャー耐性:本番でも緊張に負けず、体がスムーズに動く
スポーツ選手はもちろん、
発表会や試験、舞台などでも
この能力は非常に有効です。

練習の成果を100%発揮するために
どれだけ質の高い練習を積んでも、
本番でその力が出せなければ
意味が半減してしまいます。
鍵山優真選手のように、
練習で培った動きを
そのまま再現できる選手は、
結果的に安定して高い成績を残します。
ボディコントロールは、
その「橋渡し」をする力です。
普段の練習と本番の間にある
“見えない壁” を取り払い、
あなたのパフォーマンスを
最大限に引き出します。
もし本番になると動きが硬くなる、
本来の実力が出せないと感じている方は、
今こそボディコントロールを磨く
タイミングかもしれません。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
