「信じられない」を現実に変える力――瀬古優斗選手とボディコントロールの関係
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
福井県で行われた
「アスリートナイトゲームズ」で、
日本陸上界に新たなニュースが届きました。
男子走り高跳びで瀬古優斗選手が
2メートル33を跳び、
日本歴代2位タイとなる記録をマーク。

東京世界陸上の参加標準記録を突破し、
代表入りに大きく前進しました。
小学生時代はバレーボールをしていたという
瀬古選手。
その経験から生まれた
「リズム感」が高跳びにも生きていると
語っています。
さらに特徴的なのは
“メガネジャンパー” として活躍している点。
コンタクトが怖くて入れられない、
という意外な一面を持ちながらも、
自分らしいスタイルで
最高のパフォーマンスを発揮している姿は、
多くの人に勇気を与えてくれます。
この快挙の裏には、
もちろん技術や体力の積み重ねがあります。
しかし、それ以上に大切なのが
「自分の持っている力を最大限に引き出すためのボディコントロール」です。
ボディコントロールとは何か
ボディコントロールとは、
動きの中で身体のバランスを安定させ、
自分のイメージ通りに動作を再現する
能力のことです。

高跳びでは助走から踏み切り、
そしてバーを越える瞬間まで、
すべての動作が一つの流れとして
つながります。
もしバランスを崩せば、
助走のスピードが活かせず、
踏み切りの力も半減し、
跳躍の高さを失ってしまうでしょう。
瀬古選手が語る
「地面をえぐるような踏み切り」も、
身体全体をコントロールし、
力を無駄なくバー越えにつなげているからこそ
発揮できる技です。
ボディコントロールがもたらすもの
ボディコントロールが身に付いていると、
次のようなメリットが生まれます。
力の最大化:持っている筋力やスピードを効率的に動作に変換できる。
再現性の高さ:練習でできた動きを試合でも安定して発揮できる。
ケガの予防:無理のないフォームで動けるため、関節や筋肉に余計な負担をかけない。
まさに「自分の力を100%発揮できる土台」
と言えるのです。
大舞台で力を出し切るために
瀬古選手は
「今日以上のものを出すために何ができるかを考えたい」
と語っています。
世界の舞台で戦うためには、
ただ技術を磨くだけでなく、
自分の身体をどこまで思い通りに扱えるかが
勝負の分かれ目になります。
これは、アスリートだけでなく
一般の方にも通じることです。
スポーツで結果を出したい人、
日常生活でケガを減らしたい人、
姿勢を良くして快適に動きたい人。
すべてに共通して必要なのが
「ボディコントロール」です。
瀬古選手の挑戦は、
単なる記録更新ではなく、
私たちに
「自分の力を最大限に活かすにはどうすればよいか」
というヒントを与えてくれています。
あなたも日々のトレーニングや生活の中で、
ボディコントロールを意識してみませんか?
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
