北口榛花選手が語る“心のブロック”と、体を自在に操る力の関係
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
陸上やり投げの世界女王・北口榛花選手が
2カ月ぶりにダイヤモンドリーグで
復帰しました。

しかし結果は10位。
かつての力強い投てきは影を潜め、
本人も「心のブロックが外せていない」
と語っています。
ケガの痛みは消えても、
練習の感覚を試合で発揮するのは
簡単ではありません。
そこには
「体を思うように操れるかどうか」
つまりボディコントロールの重要性が
浮き彫りになっています。
どんな時でも自分の力を最大限発揮できる
ボディコントロールとは、
動きの中で安定したバランスを保ち、
自分の思い通りに体を扱う力です。
技術やパワーがどれほどあっても、
緊張や環境の変化で
体が思うように動かなければ
実力は半減します。
逆に、ボディコントロールが備わっていれば、
雨や風といった条件の悪さや、
大きな試合のプレッシャーの中でも、
普段通りの動きを再現できます。
試合で実力を
「100%引き出せるかどうか」は、
この能力に大きく左右されるのです。

ケガからの復帰をスムーズにする
北口選手も右ひじの炎症から
復帰したばかりでした。
ケガ明けは
「動きが制限されるのではないか」
という不安が頭をよぎり、
思い切った動作が
できなくなることがあります。
ここで役立つのもボディコントロールです。
自分の体を正確に把握し、
関節や筋肉の動きを
繊細にコントロールできる選手は、
無理をせずに最適なフォームを探りながら
復帰できます。
その結果、
早い段階で本来の感覚を取り戻せるのです。
ケガの予防にもつながる
さらに、ボディコントロールは
ケガ予防にも直結します。
体の動きに無駄があると、
一部の関節や筋肉に過剰な負担がかかり、
故障のリスクが高まります。
逆に、
全身をバランスよく使えるようになると、
力が分散され、
衝撃も吸収されやすくなります。
日頃から自分の体を思い通りに操れることは、
アスリートにとって
「最大の保険」と言っても
過言ではありません。
まとめ
北口榛花選手の復帰戦は、
世界トップアスリートであっても
「心と体のつながり」が乱れると
本来の力を出せないことを教えてくれます。
だからこそ、
どんな状況でも最大限の力を発揮できること、
ケガからスムーズに復帰できること、
そしてケガを未然に防ぐこと――
この三つを可能にする
「ボディコントロール」の価値は
非常に大きいのです。
あなたがアスリートとして
長く活躍し続けたいなら、
単なる筋力アップや技術練習だけでなく、
ボディコントロールを磨くことが不可欠です。
それが、
勝負の舞台で後悔のないパフォーマンスを
発揮するための最短ルートになるでしょう。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
