栁田大輝選手の無念のレースから学ぶ ― 運に左右されない力を生むボディコントロール

好不調の波をなくし、自分の力を最大限に発揮するために必要なもの

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

先日の奈良市陸上サーキットで、

東洋大学の栁田大輝選手が

レースを回避するという出来事がありました。

 

自己ベスト10秒00を持ちながら、

世界選手権代表の座をかけた

最後のチャンスで天候に恵まれず、

涙をのむ形となりました。

 

本人の言葉にもあったように

「最後まで運を味方にできなかった」

と感じたレース。

 

競技者にとって、

コンディションや環境に

左右されることの大きさを

改めて実感させられる場面でした。

 

しかし、もし自分自身の体の使い方を

徹底的にコントロールできれば、

悪天候やタイミングといった

外的要因に振り回されず、

常に自分のベストパフォーマンスに近い走りが

できるのではないでしょうか。

 

そこで重要になるのが

「ボディコントロール」です。

 

ボディコントロールがもたらす安定感

 

ボディコントロールとは、

動きの中で安定したバランスを保ち、

自分の思い描いたイメージと

実際の動きを一致させる能力です。

 

これが身についていると、

体がブレたり、無駄な力が入ったりすることが

減ります。

 

 

結果として、調子が良いときだけでなく、

多少の違和感や外部環境の変化があっても、

一定のパフォーマンスを発揮できるのです。

 

多くのアスリートが悩む

「今日は調子がいい」「今日は全然ダメだ」

という波は、

実は体のコントロール不足が

大きな要因となっています。

 

風や気温、試合の雰囲気といった外的な要素を

完全に排除することはできませんが、

ボディコントロールがあれば、

それらの影響を最小限に抑え、

自分の力を安定的に引き出すことができます。

 

のびしろを広げるトレーニング

 

さらに、ボディコントロールは

単に波をなくすだけでなく、

自分ののびしろを最大限に伸ばす

土台にもなります。

 

例えば、

スタート時に余計な力みがなくなることで

反応が速くなったり、

疾走中にフォームが崩れにくくなることで

後半の伸びが違ってきます。

 

つまり「今の自分」を安定させるだけでなく、

「未来の自分」を一段上のレベルに

引き上げる力になるのです。

 

栁田選手のように、

厳しい舞台で戦うトップアスリートに限らず、

どのレベルの競技者にとっても、

この安定感と成長の土台は欠かせません。

 

運や環境に左右されず、

「いつでも自分の力を出し切れる」

という自信こそが、

競技生活を充実させる大きな支えになるはずです。

 

まとめ

 

スポーツにおいて「運」や「環境条件」は

避けられない現実です。

 

しかし、それに翻弄されるのか、

それとも自分の体を徹底的にコントロールして

乗り越えるのかで、結果は大きく変わります。

 

ボディコントロールを身につけることは、

好不調の波をなくし、

どんな時でも自分の力を

最大限に発揮するための最も確実な方法です。

 

そしてその積み重ねが、

自分ののびしろを大きく広げ、

未来の可能性を切り開いていきます。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

アスリートが現役でいられる時間は限られています。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

スポーツ力を最大化し

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげ

スポーツ力を最大化するボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。