ダルビッシュ投手に学ぶ、調子が悪い日を立て直す力
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
メジャーリーグで活躍する
ダルビッシュ有投手が
先日の試合で3失点を喫しながらも、
試合中に自ら修正を重ねて立て直しました。

記事によると、
序盤はリリースポイントや
タイミングが合わず苦しい展開でしたが、
自分の身体の使い方を調整することで、
試合中にバランスを取り戻し、
崩れかけた流れを立て直したのです。
ここで注目したいのは
「試合中に修正できる力」です。
多くの選手は、
一度リズムを崩すと
そのまま調子を取り戻せずに
終わってしまうことがあります。
しかし、ダルビッシュ投手のように
トップレベルで活躍する選手は、
自分の体をどう動かしているのかを
常に理解し、
必要に応じて修正できる力
=ボディコントロール能力を持っています。
ボディコントロールとは、
ただ筋力や柔軟性を高めることではなく、
「体のバランスを正確に感じ取り、必要な調整を瞬時に行える能力」
です。
言い換えるなら、
自分の体を自分の思い通りに操る力です。

この力があるからこそ、
調子の悪い日でも
「今日はダメだ」
と諦めるのではなく、
「ここを直せばいける」と
自分で解決の糸口を見つけることができます。
試合や本番は、
練習通りにいかないことの方が多いものです。
緊張や環境の違い、
体調の波など、
さまざまな要因で動きが乱れます。
そこで大事なのが、
外的な要因に左右されず、
自分の体を冷静に整えられる力です。
これは一朝一夕で身に付くものではなく、
日々のトレーニングを通して
「体を感じ、動きを修正する」
経験を積むことで磨かれていきます。
ボディコントロールが身に付くと、
単にミスを減らすだけでなく、
プレッシャーの中でも
自信を持ってプレーできます。
ダルビッシュ投手が試合中に修正を繰り返し、
結果的にチームを救ったように、
あなたも緊張する場面や不調の日でも
「自分なら立て直せる」と
思えるようになります。
それは競技力の向上だけでなく、
精神的な安定にもつながるのです。
調子が良い日に
最高のパフォーマンスを出すのは
誰にでもできます。
しかし、真に強い選手は、
調子が悪い日でも
最低限のパフォーマンスを維持し、
そこから上げていく力を持っています。
その力の根幹こそ、
ボディコントロールなのです。
あなたも練習や日常の中で
「体の感覚を意識する」
「小さなズレを修正する」という習慣を
身に付けてみてください。
積み重ねていくことで、
どんな場面でも安定した力を発揮できる
“本物の強さ” を手に入れることができます。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
