「何が足りなかったんだろう」――村竹ラシッド選手の悔し涙から学ぶ、力を出し切るための“動きの土台”

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

2025年8月16日、

東京で行われた世界陸上

男子110メートルハードル決勝。

 

日本人として史上2人目の

ファイナリストとなった村竹ラシッド選手が、

決勝で5着(13秒18)という結果に終わり、

惜しくもメダルには届きませんでした。

 

 

レース後のインタビューで、

村竹選手は涙をこらえきれず、

嗚咽しながらこう語りました。

 

「何が足りなかったんだろうなって。何が今まで間違っていたんだろうなって」

「パリ(五輪)が終わってからの1年間、本気でメダルを獲るために必死に練習して、本当に何が足りなかったんだろうなって」

 

トップアスリートであっても

「力を出し切れなかった」という思いは、

深い悔しさとして残ります。

 

準備をしてきたからこそ、

あと少しの差が気になり、

胸が締め付けられるのです。

 

では、「あと一歩」を埋めるために

何が必要なのでしょうか?

 

私が日々アスリートと接して感じるのは、

ボディコントロールの重要性です。

 

ボディコントロールが身につくと、

単なる筋力やスピードに頼らず、

身体全体の動きをスムーズに連動させることが

できます。

 

スタートから踏み切り、

ハードルの着地、

そして最後のフィニッシュまで、

どの局面でも無駄のない動きができる。

 

これは練習量を増やすだけでは得られない

“土台” の部分です。

 

例えば、動きの質が高まると

次のような変化が起こります。

 

 

筋力を効率的に使えるため、

少ない力で速く動ける

 

身体の軸が安定するため、

接触やプレッシャーに強くなる

 

レース終盤でもフォームが崩れず、

最後まで力を発揮できる

 

 

こうした土台が整っていると、

決勝や大舞台といった極限の状況でも、

自分の力を出し切る確率が高まります。

 

 

逆に土台が不安定なままでは、

どんなに技術やスピードを磨いても、

いざという場面で動きが

バラバラになってしまうのです。

 

村竹選手の言葉を聞いて、私自身も

「選手が後悔しないためにできることは何か」

と改めて考えさせられました。

 

アスリートが最高のパフォーマンスを

発揮するためには、

心技体すべての準備が必要ですが、

身体を自在にコントロールできる

“動きの土台” を作ることは、

その大前提です。

 

もしあなたが

「あと一歩が届かない」

「練習の成果を試合で出せない」

と感じているなら、

今こそボディコントロールを

見直すタイミングかもしれません。

 

動きの質を高めることで、

これまでの努力がより確実に

結果につながるはずです。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

アスリートが現役でいられる時間は限られています。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

スポーツ力を最大化し

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげ

スポーツ力を最大化するボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。