世界陸上で銅メダル!藤井菜々子選手が示した「重心コントロール」の力
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
世界陸上2025東京で、
日本女子競歩界に歴史的な瞬間が訪れました。
女子20km競歩で
藤井菜々子選手が銅メダルを獲得。

日本女子としては、
オリンピック・世界陸上を通じて
初めてのメダルです。
昨年のパリ大会では
ペナルティで悔しい32位に終わった藤井選手。
今回は
「パリみたいな思いをしたくない」
という強い気持ちを原動力に、
先頭集団で堂々とレースを展開しました。
藤井選手はレース後、
「第1集団って今まで自分の中では夢だったんですけど、今日はそのメンバーになれた」
と振り返っています。
先頭集団で最後までリズムを崩さず、
わずか数センチ差でメダルを死守した姿は、
多くの人の心を打ちました。
注目したいのは、
藤井選手が最後まで
「安定したフォーム」を維持し続けた点です。
競歩では、
わずかなフォームの崩れが
反則や失速につながります。
特に体の重心が上下にブレたり、
左右に揺れたりすると、
動きに無駄が生じてペースが落ちます。
藤井選手が最後まで
先頭集団に食らいつけたのは、
重心を一定に保ちながら
効率よく推進力を生み出す技術、
つまり優れたボディコントロールが
あったからこそだと感じます。
実はこの
「重心を安定させて動く」という感覚は、
競技ダンスにも通じています。
私自身、
ダンスの世界で20年近く学んできましたが、
トップダンサーほど重心の位置を一定に保ち、
スムーズに前後左右へと体を運んでいきます。

競歩も同じで、
重心が上下に動かず、
一定の高さで前進するからこそ、
スピードとリズムを失わずに
歩き切れるのです。
ボディコントロールが身につくと、
こうした安定したフォームを
長時間保てるようになり、
動きが無駄なく効率的になります。
その結果、
体力の消耗を抑えつつ集中力を維持し、
本番で自分の力を最大限に発揮できるのです。
藤井選手が
「夢だった第1集団」に入り、
最後まで勝負できた背景には、
この身体コントロールの進化が
あったはずです。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
競技ダンスで培った
重心コントロールのノウハウを活かし、
アスリートが「ぶれない動き」を
身につけるためのトレーニングを
行っています。
激しい動きの中でも体軸を崩さず、
イメージ通りに動ける選手になるための
土台を作ります。
あなたも、自分の動きの質を高め、
勝負どころで力を出し切る準備を
始めませんか?
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
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私たちと一緒に、
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トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
