パフォーマンスを最大化する鍵 ― 「分かる」から「出来る」へつなげる体の使い方
「分かる」と「出来る」の間にある大きな壁
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
スポーツでも勉強でも、
何かを学ぶときに大切なのは
「分かる」だけで終わらせないことです。
私たちはどうしても、
頭で理解できた瞬間に
“できた気” になってしまうものです。
しかし本当の意味で
「出来る」ようになるためには、
そこから繰り返しの反復練習が
必要になります。
たとえば、
サッカーでのパスやシュート、

野球でのスイングやピッチングのフォーム。

理論として理解しても、
体がその動きを自然に再現できなければ、
試合では通用しません。
頭で分かっていることを、
体が無意識にできるようになるまで繰り返す、
ここに大きな壁が存在します。
私が長年取り組んできた
競技ダンスも同じでした。
10種目すべての動きを
「出来る」ようにするには、
振り付けを覚えるだけでは足りません。

音楽のリズムを感じ、
相手との距離感を保ち、
身体の細部を正確に
コントロールしながら動く。
そのためには、
何度も何度も繰り返す練習が
欠かせませんでした。

最初は思うように動けなくても、
地道に反復を続けるうちに、
ある瞬間――
「自然にできた」
と感じられるときが訪れます。
これは、
頭で理解したことが身体に染み込み、
無意識レベルで
表現できるようになった証です。
その瞬間の喜びは格別ですが、
そこに至るまでの過程は
決して楽ではありません。
多くの失敗や挫折を繰り返しながらも、
コツコツと積み重ねることが必要です。
私がボディコントロールの指導で
大切にしているのも、
この「分かる」から「出来る」へのプロセスです。
フォームやバランスを理解するだけではなく、
体がその感覚を再現できるようになるまで
練習すること。
それが、安定した動きや
思い通りのパフォーマンスにつながります。
ただし、
本番の試合では一つひとつの動作を
意識している余裕はありません。
だからこそ、
日常の練習で「分かっている」ことを、
無意識でも「出来る」レベルに
落とし込む必要があります。
その積み重ねが、
プレッシャーの中でも
安定した動きができる
“本物のボディコントロール” を生み出します。

「分かる」だけでは終わらせない。
「出来る」まで意識して練習を積み重ねる。
その姿勢が、
競技力を根本から高め、
理想の動きを実現するための
第一歩になるのです。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
スタジオに通えない方には、
オンラインでのブログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
過ぎた時間は取り戻すことはできません。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
