「鍛える」から「使いこなす」へ ボディコントロールが導く理想の動き

見た目の筋肉に隠れた落とし穴

〜本当の動きを支える力とは〜

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

アスリートの鍛えられた筋肉は、

まさに努力の象徴。

 

 

引き締まった体は見た目にも迫力があり、

見る人を惹きつけます。

 

しかし、見た目の筋肉だけでは、

思い通りに体をコントロールすることは

できません。

 

実は、競技中に求められる

“繊細で安定した動き”

を支えているのは、

表面では見えない「インナーマッスル」と、

それを適切に使いこなす

“ボディコントロール” の力なのです。

 

 

アウターとインナー、それぞれの役割を理解する

 

アウターマッスル(外部筋)は

大きな力を生み出す筋肉。

 

走る・跳ぶ・打つといった

瞬発的な動作に欠かせません。

 

 

一方で、インナーマッスル(深層筋)は

体の中心部で姿勢や軸を支え、

安定したフォームを保つ役割を果たします。

 

 

つまり、

アウターは“見える力”、

インナーは“支える力”。

 

どちらか一方に偏ってしまうと、

パフォーマンスの安定性が

損なわれてしまいます。

 

 

「強いのに動きが重い」そんな悩みの正体

 

多くのアスリートが陥るのが、

アウターマッスルばかりを鍛えて

フォームが硬くなるパターンです。

 

力はあるのに動きがぎこちない、

リズムが合わない、

体が思い通りに動かない。

 

これはまさに、

“見た目の強さ” に

体の内側のコントロールが

追いついていない状態です。

 

インナーマッスルを

意識的に使えるようになると、

動きの中心が安定し、

力の伝達がスムーズになります。

 

結果として、

外側の筋肉にも無駄な力が入らず、

自然としなやかで

効率的なフォームが作られるのです。

 

 

インナーマッスルが生む「しなやかな強さ」

 

インナーマッスルを中心に

体を使えるようになると、

バランス感覚が格段に向上します。

 

これは、

ボディコントロール力が

高まっている証拠です。

 

動きが軽くなるだけでなく、

どんな状況でもブレずに軸を保てるため、

プレッシャー下でも

安定したパフォーマンスを発揮できます。

 

また、

インナーを活かしたフォームは疲れにくく、

長時間の動作でも崩れにくい。

 

特に、終盤で差がつく競技では、

この “体の安定力”

勝敗を分けることも少なくありません。

 

 

力と安定のバランスが

最高のパフォーマンスを生む

 

ボディコントロールとは、

アウターとインナーの力を調和させ、

体を思い通りに動かす能力です。

 

筋肉をただ「鍛える」のではなく、

「連動させて使う」ことで、

動きの質が一気に変わります。

 

見た目の筋肉に頼るだけでは、

力を発揮しても長く続きません。

 

一方で、

インナーマッスルを軸に据えた動きは、

ブレない安定感としなやかさを両立します。

 

強さと柔らかさ、パワーとバランス——

それらを同時に発揮できる状態こそが、

真の “動ける身体” です。

 

 

まとめ

 

・アウターマッスルは「力を生む筋肉」

・インナーマッスルは「体を支え、動きを安定させる筋肉」

・どちらか一方に偏ると、

フォームの崩れや怪我の原因になる

・両者を連動させ、自在に動きをコントロールできることが理想的

 

 

あなたのパフォーマンスを

もう一段階引き上げるためには、

筋肉の “量” ではなく、

“使い方” が鍵になります。

 

それが、ボディコントロールの本質なのです。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

アスリートが現役でいられる時間は限られています。

 

過ぎた時間は取り戻すことはできません。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

スポーツ力を最大化し

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげ

スポーツ力を最大化するボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。