澤村拓一選手の挑戦に学ぶ――何歳からでもパフォーマンスは上がる
何歳になってもパフォーマンスは上がる 〜体のバランスを整える力〜
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
ロッテの澤村拓一選手がチームを退団し、
現役続行を決意したというニュースを見ました。

37歳という年齢で
新たな挑戦に向かう姿勢には、
心から敬意を感じます。
私自身、
36歳のときに今の妻とパートナーを組み、
もう一度競技に打ち込むことを決めました。
年齢を重ねることで
体の変化を感じることもありましたが、
「自分の体と真剣に向き合うこと」で、
むしろ以前よりも動きが良くなり、
パフォーマンスが上がる感覚を得たのです。
年齢を理由にあきらめるのは早い
30代後半から40代にかけて、
「もう若くない」
「体が思うように動かない」
と感じる人は多いでしょう。
しかし実際には、
体の使い方とバランスを整えることで、
動きの質は何歳からでも向上します。
大切なのは「体をどう動かすか」ではなく、
「体をどう感じ、どうコントロールするか」
です。
この “体のコントロール” こそ、
私がこれまでの経験からたどり着いた
キーワード。
そしてそれが、私の行っている
ボディコントロール・トレーニングの
核にもなっています。

バランスを整える3つのポイント
ここで、
私が実際に意識している
3つの基本を紹介します。
どれもシンプルですが、
確実に体の感覚を変えてくれます。
1. センターバランスを整える
前は股下から頭の先、
後ろは仙骨から頭の先まで
一本線を意識して立ちます。
この「体の中心線」を感じることで、
ブレのない軸が生まれます。
調子の悪い日でも、
軸を意識すればリセットできるのです。

2. 骨盤を立てる
骨盤は体の中心であり、
背骨の基点となる仙骨を支える重要なパーツ。
椅子に座って坐骨を立て、
そのまま立ち上がるだけでも
骨盤の感覚が整います。
フォームが安定し、
力の伝わり方が変わります。

3. 肋骨を立てる
肋骨が正しい位置に立つと、
呼吸が深くなり、
上半身のブレが減ります。
両手で肋骨を軽く挟み、
その感覚を残したまま手をおろすだけで、
姿勢と動きの質が劇的に変わることを
実感できるでしょう。

自分の体を「感じて」「整える」
30代半ばを過ぎると、
知らないうちに体にクセがつきやすくなります。
しかし、
これまでの経験とスキルがあるからこそ、
バランスを整えれば
パフォーマンスは一段上へ引き上げられます。
「もう年だから」と諦めるのではなく、
“自分の体と対話し、整える時間を持つ”
ことで、
再び理想の動きを取り戻すことができます。
ボディコントロールとは、
自分の体のバランスを感じ取り、
思い通りに動かすための力を育てること。
年齢を重ねても、
自分の体を知り、
正しく整えることで、
パフォーマンスは必ず上がります。
澤村選手の挑戦のように、
あなたも自分の体ともう一度向き合い、
新たな一歩を踏み出してみませんか?
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
スタジオに通えない方には、
オンラインでのブログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
過ぎた時間は取り戻すことはできません。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
