運動脳力を磨けば、プレーが変わる──脳と体をつなぐボディコントロール・トレーニング
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
先日ABCテレビ「おはよう朝日です」で、
“体と脳をつなげる運動脳力”というテーマが
紹介されていました。
運動脳力とは、
言われたこと・見たものに対して、
指先まで正確に動きで対応できる力のこと。
つまり
「頭で理解したことを体で表現する力」です。

番組の中では、たとえば
・アイドルのダンスを真似したいのに同じように踊れない
・よけたつもりの机にぶつかってしまう
・飛んできたボールを避けようとしても間に合わない
といった “ズレ” の原因が、
実は運動脳力の不足にあると
説明されていました。
これらは日常生活での話でしたが、
アスリートの世界では、
この「ズレ」が勝敗を左右するほど
大きな意味を持ちます。
アスリートに必要なのは
「動きの正確さ」と「動きの一致」
たとえば、
打者がピッチャーの球を見た瞬間に
体が反応する、
ディフェンスが相手のフェイントに惑わされず
体がついていく。
このような瞬間の動きには、
頭で考える時間はほとんどありません。
脳が状況を認識し、
体が自動的に最適な動きを選択して反応する。
これこそが、運動脳力の高い状態です。
しかし実際には、
「こう動きたい」と頭ではわかっていても、
体が思うように動かないというアスリートは
多くいます。
その原因は、
脳と体の間の “伝達のズレ” にあります。
その “ズレ” をなくすのが、
ボディコントロール・トレーニング
私が提供している
『ボディコントロール・トレーニング』は、
この運動脳力をさらに深く掘り下げ、
「脳の指令と体の反応を完全に一致させる」
ことを目的にしています。
多くの選手は筋力やスピードばかりを
鍛えがちですが、
それだけでは動きの精度や安定感は
高まりません。
ボディコントロールでは、動作の根本――
姿勢・バランス・感覚・意識――
を細かく整えながら、
“動きの中で安定したバランスを保つ力”
を養います。
たとえば、ジャンプ後の着地や、
切り返しの瞬間、
相手の動きに反応して
ポジションを変える動作など。
どんなに激しいプレーの中でも、
重心を失わず、
頭で描いた動きを体が正確に再現できるように
なります。

運動脳力の先にある「自在に動ける身体」
運動脳力は、ただの反応速度ではありません。
脳が動きを理解し、
体がその情報を
瞬時に表現できるようになること。
そしてその状態を競技の中で
自在にコントロールできるようにするのが、
ボディコントロールの本質です。
「こう動きたいのに動けない」
「わかっているのにタイミングが合わない」
「一瞬の判断で遅れてしまう」
そんな課題を抱えるアスリートこそ、
この “体と脳をつなげる力” を鍛えることで
大きく変わります。
まとめ
一般の方にとっての運動脳力は、
“転ばない”
“ぶつからない”
“スムーズに動ける”ための力。
一方で、アスリートにとっては、
“結果を左右する瞬間の動き”
を決める力です。
「おはよう朝日です」で紹介された
運動脳力を、
競技の現場で実践レベルまで高めていく。
それが、私が行う
ボディコントロール・トレーニングの
使命です。
脳と体が完全に一致した瞬間、
あなたの動きは確実に変わります。
そしてその変化は、
結果として “自信” へとつながります。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
スタジオに通えない方には、
オンラインでのブログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
過ぎた時間は取り戻すことはできません。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
