日本勢が表彰台を独占!フィギュアスケートに学ぶ“ブレない体”のつくり方

フランス大会で日本勢が大活躍!

バランスの神髄を探る

 

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

今シーズンのフィギュアスケート界も、

日本人選手の活躍が光っています。

 

先日行われたフランス大会では、

ペアのりくりゅう

(三浦璃来選手・木原龍一選手)組が

堂々の優勝!

 

 

さらに女子シングルスでは、

初出場の中井亜美選手が見事1位、

坂本花織選手が2位、

そして住吉りをん選手が3位と、

日本勢が表彰台を完全に独占しました!

 

どの選手も、

難易度の高いジャンプやスピンを

安定して決める姿が印象的でした。

 

その美しい演技の裏には、

単なる筋力や柔軟性ではなく、

身体の「コントロール力」

=ボディコントロールが隠されています。

 

 

■ 立ち方に“軸”がある選手は強い

 

フィギュアスケート選手は、

氷上に立った瞬間から

の中心に一本の “軸” が通っています。

 

まるで天井から吊られているような意識で、

骨盤から頭の先までスッと伸びる姿勢。

 

この軸」があることで、

どんな動きの中でもブレない

安定したフォームを保てます。

 

ボディコントロールの基本も

まさにここにあります。

 

立ち方ひとつで体のバランスは大きく変わり、

軸を感じながら立つことで、

余計な力が抜け、

動きがしなやかになります。

 

 

■ 重心は「足裏の中央」に置く

 

氷上で滑る選手たちは、

常に重心の位置を正確に

コントロールしています。

 

立っているときも、重心は足の中央。

 

片足に寄りすぎず、

足裏全体で地面(氷)を感じることが

安定の鍵です。

 

これは日常の立ち姿勢や、

陸上での競技動作にも応用できます。

 

足裏全体で地面を感じる感覚をつかむことで、

走る・跳ぶ・止まるといった動作が

スムーズになり、

バランスが崩れにくくなります。

 

 

■ 肩と腕の“余裕”が軸を守る

 

トップ選手ほど、

肩や腕の動きに無駄がありません。

 

肩をリラックスさせ、

自然に腕を広げることで

体幹を安定させています。

 

逆に、肩に力が入ると重心が上がり、

わずかな揺れが大きなバランスの乱れに

つながります。

 

ボディコントロールでは、

力を抜く勇気も大切です。

 

「抜く」と「保つ」のバランスを

身につけることで、

どんな瞬間も安定した動きを維持できます。

 

 

■ 視線がフォームを整える

 

演技中の選手たちは、

常に遠くを見据えています。

 

視線が定まると頭の位置が安定し、

体全体のバランスも整います。

 

これは、

日常動作やスポーツのすべてに

共通する要素です。

 

たとえば、

野球やサッカーのプレー中でも、

視線のブレが体のブレにつながることは

少なくありません。

 

フィギュア選手のように

“遠くを見る” 意識を持つだけで、

動作全体がスムーズになります。

 

 

■ まとめ:美しいバランスは意識から生まれる

 

りくりゅうペアの息の合った演技、

中井選手のしなやかなジャンプ、

坂本選手と住吉選手の

安定したスケーティング。

 

そのすべてに共通していたのは、

体を思い通りに操る力=ボディコントロール

です。

 

体の中心を意識し、

足裏で重心を感じ、

肩の力を抜き、

視線を定める。

 

これらを日々のトレーニングで

意識することで、

あなたの競技や動作の安定感は

確実に変わります。

 

氷上で魅せる日本選手たちのように、

“ブレない軸” を自分の中に

育てていきましょう。

 

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

アスリートが現役でいられる時間は限られています。

 

過ぎた時間は取り戻すことはできません。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

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私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

スポーツ力を最大化し

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげ

スポーツ力を最大化するボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。