再起の裏にある“動きの質”――三原舞依選手が教えてくれるボディコントロールの重要性

三原舞依選手の“再起”に見る、

動きの質を高めることの大切さ

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

フィギュアスケートの三原舞依選手が、

再び氷上で輝きを取り戻そうとしています。

 

 

2022年にはグランプリ・ファイナルを制し、

世界のトップに立った実力者。

 

しかしその後は、

右足首の疲労骨折や股関節の故障など、

度重なるケガに苦しめられてきました。

 

それでも三原選手はあきらめません。

 

「現役でいられる時間は限られている。悔いのないように過ごしたい」と語り、

12月の全日本選手権を目標に

再スタートを切っています。

 

彼女の姿からは、

ただ技術を磨くだけでなく、

「自分の身体と心をどう整えるか」

という深いテーマが見えてきます。

 

 

ケガを繰り返す理由は、“動きの質”にある

 

スポーツの現場で

「フォームの改善」や「筋力アップ」

という言葉はよく聞かれます。

 

しかし実際には、

それだけではケガを防ぎきれません。

 

なぜなら、

身体の動き方そのもの――

つまり「動きの質」が整っていないと、

いくら筋力をつけても、

関節や筋肉に余計な負担が

かかり続けるからです。

 

たとえば、

足首の使い方が少しずれているだけで、

ジャンプやターンの着地の衝撃が

偏ってしまう。

 

股関節の可動域が狭いと、

無意識のうちに腰や膝で代償動作を起こし、

痛みを招く。

 

これはどんな競技にも共通する

「見えない動きの歪み」です。

 

 

“正しく動かす”ためには、

身体をコントロールする力が必要

 

三原選手のように

トップレベルで戦うアスリートほど、

微細なズレがパフォーマンス全体に

影響します。

 

それを整えるために必要なのが

「ボディコントロール」です。

 

ボディコントロールとは、

筋肉や関節を単に動かすのではなく、

自分の意識と身体の動きを一致させる力のこと。

 

力任せではなく、

必要な力を必要なタイミングで使う。

 

余分な力を抜き、

軸を安定させ、

全身のバランスを保つ。

 

このコントロール力が高まると、

動きが無理なく流れ、

ケガをしにくい身体へと変わっていきます。

 

まさに「動きの質を変える」ための土台です。

 

 

“再起”は誰にとってもチャンス

 

三原選手が再び氷上に立つ姿は、

多くの人に勇気を与えてくれます。

 

ケガに苦しんでも、

「もう一度スケートを楽しみたい」

という純粋な思いが、

再び身体を動かす原動力になっている。

 

その心の強さと同時に、

身体の使い方を根本から見直す姿勢が、

彼女の再起を支えているように感じます。

 

アスリートに限らず、

誰もが一度は

「思うように動けない」

「痛みが出る」

といった経験をするもの。

 

そんな時こそ、

筋力や柔軟性ではなく、

「自分の身体をどのようにコントロールしているか」

に意識を向けることが大切です。

 

動きの質を変えることは、

再び前に進むための第一歩。

 

それは、

三原選手が示してくれているように、

“再起” のチャンスをつかむ力でもあります。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートのための

ボディコントロール・トレーニングを通して、

動きの質を根本から変え、

ケガを防ぎながら

パフォーマンスを最大化するサポートを

行っています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

アスリートが現役でいられる時間は限られています。

 

過ぎた時間は取り戻すことはできません。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

スポーツ力を最大化し

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげ

スポーツ力を最大化するボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。