体の使い方が上手くなると“のびしろ”が広がる――ボディコントロールが生み出す動きの質の変化
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
サッカーの本田圭佑選手がよく口にした
「のびしろ」という言葉。
これは
「まだまだ成長できる可能性」
を意味します。
アスリートにとって、
それはまさに “体の奥に眠る潜在能力”のこと。
誰もが持っているその能力を、
どれだけ引き出せるかが、
競技力向上の分かれ道になります。
■ 体の使い方を磨くことが『のびしろ』を広げる
多くのアスリートは、
筋力アップやスタミナ強化のために
トレーニングを重ねています。
もちろん筋力は大切です。
ですが、それだけでは
本当の意味での「成長」にはつながりません。
なぜなら、
筋肉をどう使うかという
“体の使い方” が整っていなければ、
力が正しく伝わらず、
せっかくの努力が無駄になることも
あるからです。
ここで重要になるのが
「ボディコントロール」です。
ボディコントロールとは、
自分の体を思い通りに動かせる力。
動きの中でバランスを保ち、
必要な筋肉を必要なタイミングで
働かせることで、
無駄のないスムーズな動きを実現します。
この力が身に付くと、
体の使い方が劇的に変わります。
例えば、
走るときの重心位置を少し整えるだけで、
スピードも持久力も驚くほど向上します。
また、
ジャンプや方向転換の動作でも、
筋力だけに頼らず、
体全体を連動させて動けるようになるため、
ケガのリスクも減ります。
つまり、
ボディコントロールが高まるほど、
体の使い方が上手くなり、
動きの質が上がり、
パフォーマンスの
“のびしろ” がどんどん広がっていくのです。
■ 成長を止めない「分析する習慣」
体の使い方を磨くためには、
「分析」も欠かせません。
自分の動きを振り返り、
「何ができて、何が足りないのか?」
を常に考えること。
これが上達の最短ルートです。
分析とは、
ただ映像を見て反省するだけではありません。
「なぜその動きになったのか」
「どうすればよりスムーズに動けるのか」
を一つひとつ掘り下げていくことです。
これを習慣化することで、
体の感覚が研ぎ澄まされ、
ボディコントロールの精度が
上がっていきます。
実際、トップアスリートほど
「自分の動きの癖」や
「体の感覚のズレ」に敏感です。
だからこそ、
限られた練習時間の中でも効率よく成長し、
結果を出し続けることができるのです。
■ まとめ
アスリートの「のびしろ」は、
筋肉や才能だけで決まるものではありません。
自分の体をどれだけコントロールできるか――
つまり、動きをどれだけ
“質の高いもの” に変えられるかが
鍵になります。
ボディコントロールを身に付けることで、
動作の無駄がなくなり、
体の連動性が高まり、
結果としてプレー全体がスムーズになります。
そして、
自分の体を理解し、
分析する習慣を持つことで、
成長のスピードはさらに加速します。
小さな気づきと修正の積み重ねが、
やがて大きなのびしろとなって花開く――
あなたの中に眠る潜在能力を、
ボディコントロールを通して
最大限に引き出しましょう。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
スタジオに通えない方には、
オンラインでのブログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
過ぎた時間は取り戻すことはできません。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。