源田壮亮選手に学ぶ、“自分の体を知る”重要性
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
西武ライオンズの源田壮亮選手(32)が、
今オフに「フィジカル強化」をテーマに掲げ、
「毎日筋肉痛になって頑張ろうと思います」
と語ったというニュースがありました。
9年目のシーズンを終え、
打率.209、本塁打0という結果に
悔しさをにじませながらも、
さらに成長するために
体づくりに取り組む姿勢は、
多くのアスリートにとって
大きな刺激になります。
ただ、ここで大切なのは
「やみくもに筋肉を鍛えること」ではなく、
「自分の体を理解し、必要な部分を的確に鍛えること」
です。
ボディコントロールがある選手は、
無駄な努力をしない
ボディコントロールとは、
「動きの中で安定したバランスをコントロールする力」
のことです。
この力が身についていると、
自分の体の動きを正確に感じ取ることができ、
どの筋肉をどう使っているかを
意識的にコントロールできます。
例えば、
バッティングやスローイング動作では、
腕だけでなく、
体幹や下半身の連動が欠かせません。
ボディコントロールができていない選手は、
力が分散してしまい、
フォームが崩れやすくなります。
一方で、
体のバランスを自在に操れる選手は、
最小限の力で最大限のパフォーマンスを
発揮できるのです。
つまり、
「体の使い方を理解しているかどうか」で、
同じ練習をしても効果が大きく変わります。
自分に合った筋肉がつく
筋トレは、
ただ重いものを持ち上げればよい
というものではありません。
フォームや体の感覚を誤ったまま続けると、
筋肉のつき方に偏りが生まれ、
動作のバランスが崩れてしまうことも
あります。
ボディコントロールが身についている選手は、
「どこをどう使って動いているか」
を常に感じ取りながらトレーニングできます。
その結果、
自分の競技に必要な筋肉が自然と鍛えられ、
動きやすく、
力を出しやすい体へと変化していきます。
体の感覚を理解することは、
言い換えれば「体と対話する」こと。
筋肉をただ増やすのではなく、
“自分の競技パフォーマンスを
最大化するための筋肉” を育てる
ことができるのです。
ケガを予防できる体づくりへ
ボディコントロールの
もう一つの大きなメリットは、
ケガの予防です。
体の動きを正確に感じ取れるようになると、
無理な姿勢や不自然な動作を
早い段階で修正できます。
これにより、
関節や筋肉への負担を最小限に抑え、
長く競技を続けられる体になります。
特にベテラン選手になるほど、
疲労やクセが蓄積して
体のバランスが崩れがちです。
そんなときこそ、
“体の声を聴く力” =ボディコントロール
が不可欠です。
最後に
源田選手のように
「もう一度、体を鍛え直す」ことは、
どんなレベルのアスリートにも必要です。
筋肉痛になるほど追い込む気合も大切ですが、
「何のために、どの動きを改善するために鍛えるのか」
を明確にすることが、
本当の成長につながります。
ボディコントロールを高めることで、
・自分に必要な練習がわかる
・自分に合った筋肉がつく
・ケガを防ぎながら、長く戦える体になる
これは、すべてのアスリートが目指すべき
理想のサイクルです。
あなたも、この秋は
「筋肉を鍛える前に、体を感じる」
ことから始めてみませんか?
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
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アスリートが現役でいられる時間は限られています。
過ぎた時間は取り戻すことはできません。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。