髙木美帆選手の強さに見る 「自分の体を思い通りに動かす力」

髙木美帆選手の強さに見る

「自分の体を思い通りに動かす力」

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

スピードスケート界の女王・髙木美帆選手が、

全日本距離別選手権で

前人未到の10連覇を達成しました。

 

 

記録としては輝かしい結果ですが、

彼女の言葉には慢心など一切なく、

「高い所にいるとは言えない」

と自らを厳しく見つめています。

 

世界のトップ選手たちが

さらに速いタイムを出す中で、

今の自分に満足せず、

次のステップへ向けて

地道に取り組もうとする姿勢が印象的です。

 

この「常に自分の体と向き合う姿勢」こそ、

まさにボディコントロールの

本質だと感じます。

 

ボディコントロールとは、

単に筋力や柔軟性を

高めるトレーニングではなく、

自分の体をどのように動かせば

最も効率的で力を発揮できるかを理解し、

思い通りに操る能力のことです。

 

髙木選手のようなトップアスリートは、

レース中のわずかな体の傾きや足の軌道、

力のかけ方の違いが

タイムに直結する世界で戦っています。

 

そのため、

「体の感覚をどれだけ繊細に感じ取れるか」

「そのズレを瞬時に修正できるか」

が勝負を左右します。

 

 

これはまさに

ボディコントロール能力の

高さが求められる部分です。

 

たとえば、

レース終盤にスピードが落ちたとしても、

フォームの崩れを最小限に抑え、

バランスを保つことで最後まで出し切れる。

 

 

あるいは、

緊張や疲労の中でも呼吸を整え、

体の中心を安定させることで、

本来の動きを再現できる。

 

こうした力は、

日々の練習で自分の体を丁寧に観察し、

意識的に動かすことでしか養えません。

 

ボディコントロールが身に付いていると、

いつでも「自分の体を整える」

ことができます。

 

たとえコンディションが万全でなくても、

姿勢・呼吸・重心を正しく整えることで、

自分本来の動きを取り戻せるのです。

 

その結果、

試合や本番で “自分の力を出し切る”

ことができる。

 

さらに言えば、

自分のイメージ通りの動きを

実現できるようになります。

 

「こう動きたい」

「このタイミングで加速したい」

という頭の中のイメージと

実際の体の動きが一致する——

それがボディコントロールの真の力です。

 

髙木選手が語った

「自分自身にフォーカスを当てて積み上げていくしかない」

という言葉は、

まさにボディコントロールの考

え方そのものです。

 

自分の体を他人と比べず、

日々少しずつ精度を高めていく。

 

そうすることで、

結果として “もう一つ上のステージ” へと

到達できるのだと思います。

 

私たちが指導している

ボディコントロール・トレーニングも、

この「自分と向き合い、思い通りに動かせる体をつくる」

ことを目的としています。

 

選手として限界を突破したい方、

または自分の動きに納得がいかない方にこそ、

ぜひ体験してほしいトレーニングです。

 

どんなに優れた技術や戦術を学んでも、

それを発揮する “体” が

思うように動かなければ、

結果はついてきません。

 

逆に、

自分の体を自在に操れるようになれば、

どんな状況でも自信を持って

挑めるようになります。

 

髙木美帆選手の挑戦し続ける姿勢は、

ボディコントロールを磨く

すべてのアスリートにとって

最高の手本だと言えるでしょう。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

アスリートが現役でいられる時間は限られています。

 

過ぎた時間は取り戻すことはできません。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

スポーツ力を最大化し

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげ

スポーツ力を最大化するボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。