橋本大輝選手に学ぶ、自分の体を感じて動きをコントロールする力

自分の体を感じ、

動きをコントロールする力 ―

橋本大輝選手の「強さ」の本質

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

体操の橋本大輝選手が、

世界選手権個人総合で3連覇を達成しました。

 

 

これは、日本男子では内村航平選手以来、

史上2人目の快挙です。

 

彼の偉業を支えたのは、

技の難度や筋力だけでなく、

「自分の体を敏感に感じ取り、思い通りにコントロールする力」

でした。

 

橋本選手は、

5月のNHK杯では体調不良の中で出場し、

思うような演技ができなかったと

語っています。

 

しかし今回の大会では、

「普段から体の違和感を言葉にして、自分の体調をしっかり治して試合までやってこれた」

と話しています。

 

つまり、

自分の体の小さな変化に敏感に気づき、

適切にケアを行い、

最高のコンディションに整えて臨めたのです。

 

彼はさらに、

「体が軽くて、自分の体をコントロールできた試合だった」

と振り返っています。

 

この言葉には、

まさにボディコントロールの本質が

表れています。

 

体を思うように動かすことは、

単に筋肉を鍛えることではありません。

 

自分の体を

「感じ取る力」と「調整する力」

があってこそ、動きがスムーズになり、

最高のパフォーマンスを発揮できるのです。

 

スポーツの世界では、

「感じる力」を持っている選手ほど

強いと言われます。

 

橋本選手のように、

少しの違和感に気づき、

体の状態を整え、

技を安定させることができる選手は、

コンディションの波が少なく、

大舞台でも安定した結果を出せます。

 

 

これは、

筋力や技術練習だけでは身につかない

「体の使い方の感覚」

つまりボディコントロールの賜物です。

 

ボディコントロールが身につくと、

自分の体の反応に敏感になります。

 

たとえば、

「今日は少し右脚の動きが鈍いな」とか、

「重心が少し後ろにかかっているな」

といった小さな違いを

感じ取れるようになります。

 

すると、

その違和感を修正しながら動けるため、

ケガのリスクも減り、

動きの精度が高まります。

 

橋本選手が言う

「体が軽い」

「自分の体をコントロールできた」

という感覚は、まさにこの状態です。

 

また、体を自在に操れる感覚は、

精神面にも大きな影響を与えます。

 

自分の体が思い通りに動くと、

自然と自信が湧き、

プレッシャーの中でも堂々と

パフォーマンスができるようになります。

 

橋本選手が

「誰よりも自分が一番だと強い気持ちを持っていた」

と語ったように、

体をコントロールできることは、

心の安定にもつながるのです。

 

ボディコントロールとは、

体と心を結びつけ、

自分自身を最高の状態に導く技術です。

 

スポーツだけでなく、

日常生活でもこの力がある人は、

疲れにくく、姿勢が美しく、

動きに無駄がありません。

 

まさに、自分の体を理解し、

信頼できる状態です。

 

橋本大輝選手の3連覇は、

単なる技術や才能の結果ではなく、

日々の小さな「体との対話」の

積み重ねが生み出した結果です。

 

私たちも、

自分の体の声に耳を傾け、

感じる力を育てることで、

どんな状況でも自分を

コントロールできる強さを手に入れられます。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

アスリートが現役でいられる時間は限られています。

 

過ぎた時間は取り戻すことはできません。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

スポーツ力を最大化し

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげ

スポーツ力を最大化するボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。