なぜ大竹投手はプレッシャーの中でも崩れないのか? その秘密はボディコントロールにあった

プレッシャーに打ち勝つ力は、

ボディコントロールから生まれる

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

プロの世界では、

結果を求められる場面で

「普段通りの力を発揮できるか」

が勝負を分けます。

 

先日の新聞記事で、

阪神の大竹投手が

「日本シリーズの重圧のかかるマウンドで冷静に投げ切った」

と紹介されていました。

 

強力打線を相手に、6回3安打無失点の好投。

 

まさに “自分の力を出し切った”

ピッチングでした。

 

 

では、なぜ彼はあのような場面でも

落ち着いて投げられたのでしょうか。

 

そこには、技術や経験だけでなく

「体のコントロール」

しっかりと身についていることが

大きく関係しています。

 

つまり、 “ボディコントロール” が、

精神面にも安定をもたらしていたのです。

 

 

■ ボディコントロールが引き上げる

「体の基礎力」

 

ボディコントロールとは、

単に筋力を鍛えることではなく、

「自分の体を思い通りに動かせる力」です。

 

バランスを保ちながら、

力を必要な方向に正確に伝える。

 

これができると、

余計な力みがなくなり、

動きがスムーズになります。

 

その結果、

筋肉や関節に無理な負担をかけず、

パフォーマンス全体の

“基礎力” が引き上がるのです。

 

たとえば投手なら、

下半身の安定があってこそ

上半身の力がボールに伝わります。

 

体幹がブレずに動ければ、

コントロールも安定し、

ストライクゾーンの

ギリギリを狙うような投球も可能になります。

 

大竹投手が冷静にコースを突けたのは、

まさにその「体の基礎力」を

高めてきたからこそでしょう。

 

 

■ 「自分の力を出し切る」ために必要な条件

 

スポーツの現場では、

「練習ではできたのに試合では出せなかった」

という言葉をよく耳にします。

 

その原因の多くは、

緊張や焦りによって

体が思うように動かなくなることです。

 

つまり、心の状態が

体の動きに影響しているのです。

 

しかし、

ボディコントロールが身についていれば、

どんな状況でも

体をニュートラルに戻すことができます。

 

呼吸、重心、筋肉の張り――

それらを感じ取り、

コントロールできるようになると、

自然と “平常心” が保てるのです。

 

結果として、

練習で培った力を

試合でも発揮できるようになります。

 

 

■ コントロールできることが

「自信」につながる

 

ボディコントロールを鍛えることは、

自分の体を信じることにつながります。

 

「自分はここでバランスを取れる」

「この動きなら崩れない」

といった “確信” が積み重なることで、

自然と心にも余裕が生まれます。

 

人は不安になると、体が固まります。

 

逆に、体の動きが安定しているとき、

人は落ち着いて判断できるのです。

 

自信とは、

頭で考えるものではなく、

体で感じるもの。

 

体の安定が心の安定を生み、

その積み重ねが本当の意味での

「自信」になります。

 

 

■ プレッシャーを味方に変える

 

大竹投手が見せたように、

プレッシャーのかかる場面でこそ、

ボディコントロールが真価を発揮します。

 

力むことなく、

慌てることなく、

普段通りに動ける――

それは特別な才能ではなく、

訓練によって誰もが身につけられる力です。

 

ボディコントロールを磨くことは、

単なる技術向上ではなく

「心と体の一致」を育てること。

 

プレッシャーを跳ね返すのではなく、

受け止め、力に変えていく。

 

その結果として、

どんな状況でも自分の持つ力を

最大限に発揮できるようになります。

 

あなたも、

緊張する場面で力を発揮したいと思いませんか?

ボディコントロールは、

アスリートに限らず、

すべての人に必要な “土台” です。

 

体をコントロールできるようになると、

人生のあらゆる場面で

「本来の自分の力」を

出し切ることができるようになります。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

アスリートが現役でいられる時間は限られています。

 

過ぎた時間は取り戻すことはできません。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

スポーツ力を最大化し

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげ

スポーツ力を最大化するボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。