悔しさの先にある“安定”――杉原愛子選手が教えてくれるボディコントロールの力

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

世界体操選手権での日本代表の活躍が

話題になりました。

 

 

女子個人総合では岸選手が6位、

杉原選手が7位という

素晴らしい結果を残しました。

 

 

世界のトップレベルで戦う

彼女たちの演技を見ていると、

一瞬のブレもない安定した動き、

そして力の出し方の正確さに驚かされます。

 

その裏にあるのは、

まさに「ボディコントロール」の力です。

 

ボディコントロールとは、

単に筋力や柔軟性を高めることではなく、

「自分の体を思い通りに動かす力」です。

 

これはスポーツの種類を問わず、

あらゆるアスリートにとって

欠かせない能力です。

 

体のバランスを保ち、

力の向きや強さを

正確にコントロールできることで、

どんな状況でも安定したパフォーマンスを

発揮できるようになります。

 

たとえば体操では、

わずか数センチの姿勢のズレが

着地の乱れや減点につながります。

 

杉原選手が

「自分を信じて集中できた」と語ったように、

トップ選手ほど

“自分の体の感覚” を

どれだけ正確にコントロールできるかが

勝負の分かれ目になります。

 

これは技の難易度以上に、

身体の内部感覚と

動作イメージの一致が求められる領域です。

 

ボディコントロールが身に付いている選手は、

軸がぶれません。

 

地面に立っているときの足裏の感覚、

空中での体の位置、

腕や脚に伝わる力の流れを

細かく感じ取りながら、

瞬時に調整することができます。

 

たとえミスをしたとしても、

次の瞬間には体を修正して

立て直すことができるのです。

 

これは単なる筋力ではなく、

「体の中の力をどう伝えるか」

「どのタイミングで力を抜くか」といった、

繊細なバランス感覚によって

支えられています。

 

この力は、特別な才能ではありません。

 

意識的なトレーニングによって

誰でも高めることができます。

 

重要なのは、

「自分の体を感じる力」を磨くことです。

 

どこに力が入りすぎているのか、

どの動作で体が傾いているのかを

正確に感じ取ることが、

コントロールの第一歩です。

 

感覚を鋭くすることで、

体の中の無駄な力みを取り除き、

動きの質を上げることができます。

 

ボディコントロールが身に付くと、

動作の精度が格段に上がります。

 

スピードを上げてもフォームが崩れず、

プレッシャーの中でも

正確な動きを再現できます。

 

これは、どんなスポーツでも

“勝負を決める瞬間” に差を生みます。

 

トップアスリートたちが

試合で見せる安定感は、

まさに日々の

ボディコントロールトレーニングの

積み重ねによって築かれているのです。

 

体のバランスと力のバランスが整うと、

動きに「芯」が生まれます。

 

無駄のない、美しく効率的な動作。

 

それがボディコントロールの本質です。

 

筋力やスピードを追い求める前に、

まずは“自分の体を自在に操る”こと。

 

これこそが、

最高のパフォーマンスを発揮するための

土台なのです。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

アスリートが現役でいられる時間は限られています。

 

過ぎた時間は取り戻すことはできません。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

スポーツ力を最大化し

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげ

スポーツ力を最大化するボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。