なぜ山本由伸投手は極限の連投でも崩れないのか?──その秘密は“体のコントロール”にあった
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
MLBワールドシリーズでは、
大谷翔平選手が所属する
ドジャースが見事2連覇を達成しました。
大谷選手の活躍はもちろんですが、
3連勝の山本由伸投手がMVPに!
2戦目で完投勝利、
前日の第6戦でも6回を投げて勝利投手。
そして第7戦も9回途中から
延長11回まで投げきり勝利投手に。
ロバーツ監督も
「山本はGOAT(史上最高)」
と大絶賛でした。
このハードスケジュールでの大活躍には、
山本由伸投手の体の使い方にあると思います。
体の使い方をコントロールできれば、
体のバランス・力のバランスが安定し、
無駄のない効率的な動きができ、
最小の力で最大の結果を出すことができます。
山本由伸投手のフォームは、
肘を伸ばし、足はすり足で投げるという、
独特のスタイルです。
しかし、誰がなんと言おうと、
そのフォームが山本由伸投手にとって
自然なフォームであり、
自分の体をコントロールできる
フォームなのです。
自分の体をコントロールできるようになると、
どんな時でも正確な動きが再現できます。
連戦で疲労がたまってきても
調子が崩れることなく
いつも通りの実力を出し切れる。
自分の体の状態を常に把握でき、
少しのバランスのズレを感じ、
すぐに修正することができます。
このように、
自分の体を思い通りに
コントロールできることこそ、
アスリートとして最高のパフォーマンスを
発揮するための土台になります。
技術や筋力の向上も大切ですが、
それらを活かす “土台” が不安定では、
試合の中で本来の力を発揮できません。
多くのアスリートが抱える課題の一つに、
「練習ではできるのに本番でうまくいかない」
というものがあります。
これは、技術が足りないわけでも、
気持ちが弱いわけでもありません。
本番の緊張や疲労、
相手との駆け引きなど、
環境が変わったときに
“自分の体を思い通りに動かせなくなる”
ことが原因です。
体の動きは常に
「感覚」によってコントロールされています。
しかし、
疲労や焦りが生じると、
その感覚の精度が落ち、
微妙なズレが生まれます。
わずか1mmのズレでも、
ボールのコントロールやスイングの軌道、
ジャンプのタイミングに
大きな影響を与えます。
だからこそ、
常に自分の体の状態を正確に感じ取り、
修正できる「体のコントロール能力」
が必要なのです。
山本投手があれだけのタイトな日程の中でも
ブレずに結果を出し続けるのは、
まさにこの “自己コントロール力” が
圧倒的に高いからです。
投球フォームを「作る」よりも、
「感じ取って修正する」力を磨き上げている。
つまり、
体とイメージの一致が
高いレベルで保たれているのです。
この “体とイメージの一致” を
高めることができれば、
あなた自身もパフォーマンスの質を
劇的に向上させることができます。
練習で得た感覚を
本番でも再現できるようになり、
どんな状況でも自信を持って
プレーできるようになる。
それこそが、
勝負の世界で安定して結果を出す
アスリートの共通点です。
私が行っている
ボディコントロール・トレーニングでは、
この「体とイメージのズレ」
をなくすためのトレーニングを行います。
単に体幹を鍛えるのではなく、
動きの中で
“バランスを感じ取り、修正できる体”
をつくることを目的としています。
たとえば、
軸がブレない立ち方や、
力を伝えるための足の使い方など、
細部にまで意識を向けながら
トレーニングを進めていきます。
体のコントロール力を高めることで、
プレーの再現性が上がり、
ミスが減り、
自分の理想とする動きを
安定して発揮できるようになります。
「技術を磨く前に、体を思い通りに動かす力を身につける」――
これが、あなたのパフォーマンスを
最大化するための第一歩です。
あなたも、山本由伸投手のように
“どんな状況でも
自分を信じてプレーできる体”
を手に入れませんか?
そのための鍵が、
「体のコントロール」にあります。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
スタジオに通えない方には、
オンラインでのブログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
過ぎた時間は取り戻すことはできません。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。