八村塁選手の3Pに見えた“余裕”の正体
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
NBAレイカーズの八村塁選手が、
チームメイトのルカ・ドンチッチからの
ノールックパスを受け、
そのまま3ポイントを沈めたシーンが
話題になっています。
パスが来ると
分かっていないように見える状況で、
正確にシュート動作へ入り、
迷いなく打ち切る。
この一連の流れは、
一見「感覚的」「才能」と言われがちですが、
その裏側には確かな身体操作とバランス能力、
つまりボディコントロールがあります。
試合中は一瞬の判断、
わずかな身体の傾き、
相手の重心、ボールの軌道…
さまざまな情報が同時に押し寄せてきます。
そこで体がブレてしまうと、
思い描いた動きと実際の動きにズレが生まれ、
判断も遅れます。
動きの中で安定したバランスを
保てている選手ほど、余裕が生まれ、
プレーの幅は大きく広がります。
例えば、
八村選手がその場面で3Pを
正確に決められたのは、
足裏から頭までの軸が整い、
体の中心が乱れなかったからです。
ドンチッチのノールックパスは
「予想外」に見えても、
八村選手は常に準備された状態で
プレーしている。
これは
「止まる・動く・ジャンプ・着地」という
基本動作の質が高いからこそ可能な動きです。
では、なぜボディコントロールが
そこまで重要なのか。
それは、
バランスが安定していると視野が広がる
からです。
バランスが乱れていると、
人は無意識にその乱れを
修正しようとしてしまい、
体の内側に意識が向いてしまいます。
しかし、バランスが安定した選手は、
目の前の状況、
味方、相手、スペースなどを
自然に見渡す余裕が生まれます。
その結果、判断が速くなり、
プレーの選択肢が増えます。
今回のドンチッチのノールックパスは、
パスを出した側の
視野の広さが注目されがちですが、
それを受けて、
正確に決めきる八村選手の
身体準備と安定性こそ、
実はもっと注目すべきポイントです。
つまり、
才能やフィジカルだけではなく、
動きの中で自分の体をどう扱えるか。
そこがプレーを決定的に変える
要素になります。
ボディコントロールが身につくと、
・動きがブレにくくなる
・体とイメージのズレがなくなる
・視野が広がり、判断が速くなる
・プレーの選択肢が増える
・試合で「落ち着いている自分」でいられる
これはどの競技にも共通しています。
試合で力が出せない。
練習ではできているのに本番で崩れる。
動きが雑になる。
イメージ通りに身体が動かない。
その原因は
「メンタル」ではなく
「体の使い方」にあることが多いです。
もし、
「もっと正確に動けるようになりたい」
「試合で視野の広さと余裕を持ちたい」
「イメージと動きのズレをなくしたい」
と感じているなら、
ボディコントロールは
確実にあなたの力になります。
八村選手のように、
迷いなく、自信のある動きで、
自分のプレーを表現できる選手を
目指していきましょう。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
スタジオに通えない方には、
オンラインでのブログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
過ぎた時間は取り戻すことはできません。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。