大の里が示した“ブレない強さ”。勝負を支える「基礎とボディバランス」の重要性
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
九州場所で3連勝と勢いに乗る
横綱・大の里関。
その強さの背景には、
派手さはないものの、
誰よりも大切に積み重ねてきた
「基礎」と「身体の軸」があります。
相手がどの方向へ動いても、
焦らず、崩れず、落ち着いて合わせる。
その “ブレない強さ” は、
技術や筋力だけでは決して身につきません。
実はこの力こそ、
競技力を底から支える
「ボディバランス」の土台です。
■ 試合中の「落ち着き」は偶然ではない
昨日の取り組みでは
大の里関が若隆景関を押し出し、
盤石の3連勝を飾りました。
大の里関は
「圧力を伝えられた。自分の足が前に出た。落ち着いて対応できた」
と語っています。
この「落ち着き」は、
精神力だけの話ではありません。
体がブレないからこそ、
余計な力みがなく、
相手の動きを見て判断できる
余裕が生まれます。
体が不安定な選手ほど、
・焦る
・力む
・姿勢が崩れる
・視野が狭くなる
という悪循環に入りやすくなります。
つまり、
メンタルの安定は
身体の安定から生まれるのです。
■ ブレない身体を支えているのは「基礎練習」
大の里関が稽古で行っている
「てっぽう」や「四股」は、
一見地味で単調に見える動作です。
しかし、そこには大きな意味があります。
これらは
・重心の移動
・足の運び
・体の軸の通し方
・力を入れる位置と抜く位置
を体に染み込ませるための練習です。
頭で理解しただけでは、
試合の中では絶対に使えません。
無意識でも正しく動けるレベルまで
落とし込んで、はじめて生きてきます。
つまり、強さの正体は
「地味な基礎を、どれだけ丁寧に積み重ねられるか」
ということです。
■ ボディバランスは、
すべての競技に共通する力
相撲だけではなく、
野球、サッカー、テニス、
バスケットボール、陸上競技。
どの競技でも、
・身体の軸がブレると力が分散する
・軸が安定すると力が相手に伝わる
という原理は共通です。
ボディバランスが整うほど
試合での動きは安定し、
プレッシャーにも強くなります。
逆に言えば、
どれだけ技術練習を重ねても、
土台となるボディバランスが
不安定なままでは、
力が発揮しきれません。
結局、強さはシンプルです。
「軸がある選手」が最後に勝つ。
■ だからこそ、あなたにもできる第一歩がある
特別な才能は必要ありません。
華やかな練習も必要ありません。
必要なのは
動きの土台を整えること
だけです。
もしあなたが
・試合になると力が発揮できない
・動きが安定しない
・練習での手応えが本番で消える
と感じているなら、
改善する余地はまだまだあります。
そしてそれは、必ず伸ばせます。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
スタジオに通えない方には、
オンラインでのブログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
過ぎた時間は取り戻すことはできません。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。