りくりゅう逆転優勝から学ぶ!立て直しを可能にする体の使い方

 

失敗から立て直せる選手は、

身体の“軸”を持っている

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦、

スケートアメリカ。

 

“りくりゅう”こと

三浦璃来選手・木原龍一選手が

逆転優勝を果たしたというニュースは、

競技の枠を超えて

多くの人に勇気を与える内容でした。

 

 

インタビューの中で印象的だったのは、二人が

「ミスが出ても焦らず、一つ一つの要素に集中し直せたこと」

が140点台につながった、

と語っている点です。

 

ミスをしても崩れず、すぐに立て直せる—。

 

これはトップ選手だからできる

特別な能力ではありません。

 

実は、

身体の使い方(ボディコントロール

が整っている人ほど、

高い集中力と修正力を発揮できるのです。

 

■なぜボディコントロール

「集中力」を支えるのか?

 

人は動いているとき、

無意識にバランスを取り続けています。

 

ジャンプ、ターン、ステップなど

複雑な動作が連続するフィギュアはもちろん、

野球・バスケ・サッカーなど

あらゆるスポーツにおいて、

この “動作中の安定” がとても大切です。

 

ボディコントロールが身に付いている選手は、

 

・余計な力が抜けている

・今どこの筋肉が働いているかを感じ取れる

・ランディングや切り返し動作で軸がブレない

 

という特徴があります。

 

身体の状態が安定すると、

脳が余計な情報処理をする必要がなくなり、

集中する力が高まります。

 

逆に、身体がブレている選手ほど

無意識の調整に脳のリソースを取られ、

判断が遅れたり焦りが生じたりします。

 

三浦選手が語った

「一度ミスしても、要素ごとに集中し直せた」

という言葉は、

身体が整っているからこそ

“今やるべきこと” にフォーカスできた証拠です。

 

 

■ミスの後すぐに立て直せる選手の共通点

「修正力」

 

木原選手は

「焦ってピッチが上がってしまい、さらに焦ってしまった」

と振り返りつつ、

それでもフリーで立て直しました。

 

スポーツでは、

ミスそのものよりも

“ミスをした後の行動” が勝敗を左右します。

 

修正力がある選手は、

 

どの瞬間に自分の軸が外れたのか

どこに余計な力が入ったのか

どのタイミングがずれたのか

 

を瞬間的に感じ取り、

すぐに元の状態に戻すことができます。

 

この「自分の身体の状態を感じ取る力」は、

まさにボディコントロールそのものです。

 

身体感覚が鋭くなるほど、

メンタル的な焦りにも引っ張られにくくなり、

結果として早い立て直しにつながります

 

ボディコントロール

“パフォーマンスを安定させる土台”

 

どれだけ高度な技術や戦術を学んでも、

土台となる身体の軸や

動きが安定していないと、

本番では力を発揮しきれません。

 

逆に、

ボディコントロールが身に付いていると、

 

本番で急に調子が崩れても焦らない

ミスの要因を瞬間的に把握できる

高い集中状態を長く保てる

プレッシャーの中でも安定した動きができる

 

という、“勝てる選手の条件” を

自然と満たしていきます。

 

今回のりくりゅうペアのコメントは、

トップレベルの選手であっても、

「軸が整うこと」

「一つ一つに集中すること」

どれほど重要なのかを

再確認させてくれる内容でした。

 

 

■あなたの競技にも必ず活きる能力

 

ボディコントロールは、

生まれつきの才能ではありません。

 

トレーニングによって

誰でも身につけられます。

 

ミスを恐れずに挑戦する力、

崩れても立て直す力、

冷静さを取り戻す力。

 

これらはすべて、

身体を通して鍛えられる能力です。

 

もしあなたが

「試合で力を出し切れない」

「焦ったらプレーが崩れる」

と悩んでいるなら、

技術の前に “動きの土台” を

整えることが最短ルートになります。

 

選手としての未来を変える鍵は、

あなたの身体の中にあります。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

現役アスリートとしての時間は、

限られています。

悩んでいる時間は、

あなたの前進を妨げています。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

ボディコントロールの詳しい解説は

こちらからご覧いただけます。

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技レベルアップのため、

様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし極度の成績ムラが生じ、

好不調の波に悩み、ついにはスランプに陥る。

 

動きを基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

 

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

自分で体をコントロールできる運動方法を

見つける。

 

どんな時でも正確に動けることから、

「持てる力を最大に発揮できるボディコントロール

を佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

自信を持って競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。

 

<その他経歴>

■リハビリ

・神戸海星病院のデイサービス経験者。

300人以上のリハビリストレッチや

トレーニングを行った。

 

・脳梗塞で左片麻痺の方を

ダンスレッスン開始から5ヶ月で

ドレスを着て発表会に出演する程、

回復させた経験がある。

 

■学生時代は陸上部で、3000mと3000m障害を専攻。