藤波朱理選手が示した階級アップに適応する方法とは?最速でフィジカルに対応する“動きの軸”の鍛え方

階級が変わっても

結果を出せる選手の共通点

その裏にある“体の使い方”とは?

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

パリ五輪・レスリング女子53kg級で

金メダルを獲得した藤波朱理選手が、

階級を57kg級に上げ、

初の国際大会となったU23世界選手権で

見事優勝を果たしました。

 

 

半年間の準備期間を経て挑んだ新階級で、

カウンター、引き落とし、

崩しなどの技を次々と成功させ、

公式戦連勝記録を145に伸ばす

圧巻の内容でした。

 

階級を上げるというのは、

単に「体重を増やせばいい」

という話ではありません。

 

相手の力の強さ、

組み合った時の圧力、

攻防のスピード感、

そのすべてが変わります。

 

藤波選手がコメントしているように、

57kg級は “組み合ってからが強い選手”

が多い階級。

 

そこで自分のレスリングを出すには、

ただ筋力をつけるだけでは不十分です。

 

必要なのは――

自分の体を意図通りに動かし、

相手の力に負けない軸を保ちながら

技を出す能力。

 

つまり「ボディコントロール」です。

 

■ ボディコントロールがある選手は「階級変更」に強い

 

階級が変わると、

相手から受ける圧力が大きく変わります。

 

しかし、

次の2つが備わっている選手は、

どの階級でも強さを発揮できます。

 

1. 自分の体のどこに力が入り、どこが抜けているかを感じ取れる感覚(身体感覚)

 

2. 軸を保ちながら、必要な瞬間に必要な方向へ力を出せる動きの質(動作コントロール)

 

この2つが高い選手は、

階級を上げても、

相手から受ける圧力にすぐ適応できます。

 

なぜなら、

相手の力に対して自分がどう動けばいいか、

身体が自然と答えを返してくれるからです。

 

逆に、

ボディコントロールが不足していると、

階級が上がるほど

“体が重く感じる・技が遅れる・押し負ける”

といった現象が起こりやすくなります。

 

藤波選手が新階級でもすぐ結果を残せたのは、

練習で積み上げてきた技術に加えて、

自分の体の使い方を

丁寧に磨いてきたからこそ。

 

これはどの競技のアスリートにも

共通して言えることです。

 

■ ボディコントロールが身につくと、何が起こるのか?

 

実は、

ボディコントロールが身につくと

アスリートのプレーは “別物” になります。

 

● 動きの軸がブレない

● 相手の力に押されても崩れにくい

● 技のタイミングが正確になる

● 力みが消えてスピードが上がる

● 自分の体を「どう使えばいいか」がその場で判断できる

 

これはレスリングだけでなく、

野球、バスケ、サッカー、陸上など

あらゆる競技で大きな武器になります。

 

とくに藤波選手のように階級が変わる、

ポジションが変わる、

プレースタイルが変化する、

といった環境の変化に対しても、

ボディコントロールがある選手は

驚くほど早く適応できるのです。

 

 

■ だからこそ今、アスリートに必要なのは “体の使い方” のトレーニング

 

多くのアスリートが

筋力トレーニングや技術練習に

力を入れていますが、

本当の意味でパフォーマンスを

伸ばすためには、

その基盤となる「体の使い方」

を身につけることが欠かせません。

 

私が提供している

ボディコントロール・トレーニングは、

まさにこの

“軸・バランス・動作の質”

を高めることに特化した内容です。

 

階級が上がる、

レベルが上がる、

プレーの質が上がる――

そのどれにも対応できる

“本物の身体” をつくることを

目的としています。

 

藤波選手の活躍は、

「体の使い方がわかれば、競技の変化にも適応できる」

という最高の実例です。

 

これからさらに上を目指すアスリートに、

ぜひ伝えたいメッセージでもあります。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

現役アスリートとしての時間は、

限られています。

悩んでいる時間は、

あなたの前進を妨げています。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう

 

ボディコントロールの詳しい解説はこちらからご覧ください。

 

ボディコントロールとコーディネーションについては、こちらからご覧いただけます。

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

 

ボディコントロールのキャリアを積む。

競技レベルアップのため、

様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし極度の成績ムラが生じ、

好不調の波に悩み、ついにはスランプに陥る。

 

動きを基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

 

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

自分で体をコントロールできる運動方法を

見つける。

 

どんな時でも正確に動けることから、

「持てる力を最大に発揮できるボディコントロール

を佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

自信を持って競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。

 

<その他経歴>

■リハビリ

・神戸海星病院のデイサービス経験者。

300人以上のリハビリストレッチや

トレーニングを行った。

 

・脳梗塞で左片麻痺の方を

ダンスレッスン開始から5ヶ月で

ドレスを着て発表会に出演する程、

回復させた経験がある。