スキージャンプ日本優勝に学ぶ!世界で戦う選手が必ず身につけている“軸の強さ”とは?

全ての動きを安定させる

“ボディコントロール”が、

力を出し切るための鍵

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

ノルウェー・リレハンメルで行われた

スキージャンプW杯開幕戦で、

日本が混合団体で12季ぶりの

優勝を果たしました。

 

 

伊藤有希選手、小林陵侑選手、

丸山希選手、二階堂蓮選手という

強力なメンバーが揃い、

トップから最後まで流れを渡さない

見事なジャンプを見せてくれました。

 

競技後、伊藤有希選手は

「とても緊張しましたが、チームメイトを信じてましたし、みんなに助けられました」

と語っています。

 

この言葉には、

チームの信頼関係とともに、

各選手が自分のジャンプに

しっかり集中できていたことが

にじみ出ています。

 

では、

その “自分の力を出し切る” ために

必要なものは何でしょうか?

 

ジャンプ競技に限らず、

あらゆるスポーツで鍵を握るのが

ボディコントロール です。

 

◆ 滑走から着地まで、

全ては「身体の安定性」で決まる

 

スキージャンプでは、

スタートから着地までわずか数秒ですが、

その中には驚くほど多くの

高度な動作が含まれています。

 

・滑走姿勢の安定

・踏み切りの精度

・空中姿勢の維持(飛行姿勢)

・着地のバランス

 

これらはすべて、

身体がどれだけ意図した通りに動くか、

つまり ボディコントロールの質

によって左右されます。

 

たとえば踏み切りの瞬間。

 

重心がわずかに前にズレるだけで

タイミングが遅れ、

飛距離に大きな差が生まれます。

 

逆に重心が後ろに逃げれば、

板がうまく前に出ず、

空中姿勢が不安定になります。

 

空中姿勢も同じです。

 

身体がブレれば揚力を失い、

思うように距離が伸びません。

着地時にバランスを崩せば

減点や転倒につながります。

 

世界のトップジャンパーが行っている

強化の中心には、必ず

重心の安定、軸の保持、身体の連動

といったボディコントロールが

含まれています。

 

つまり、技術や筋力だけではなく、

「身体を思い通りに扱える能力」

こそが勝負の決め手 なのです。

 

 

◆ ボディコントロールが整うと、

力を“使い切れる”選手になる

 

ボディコントロールが身につくと、

競技中のあらゆる動きが安定します。

 

・無駄な力が抜ける

・バランスが崩れにくくなる

・動くほど安定する感覚が生まれる

・自分のイメージ通りに動ける

・プレッシャーの中でも技術が再現できる

 

これはスキージャンプに限らず、

すべてのアスリートにとって最大の武器です。

 

今回の日本チームのように、

大舞台で “自分の力を出し切る” ためには、

単なる技術練習だけでは不十分です。

 

どんな状況でも身体を安定させ、

動作を理想に近づける

ボディコントロールがあることで、

選手は本来の実力を最大限に発揮できます。

 

 

◆ 最後に

 

スキージャンプの世界トップレベルでは、

わずかな身体のズレが結果を大きく変えます。

 

そのため、選手たちは日々、

身体の軸を整え、

バランスを高める練習を積み重ねています。

 

そして、

これはどの競技の選手にも

同じことが言えます。

 

ボディコントロールを鍛えることは、

技術の精度を高め、

パフォーマンスを最大化し、

勝負の舞台で真の実力を発揮するための

土台です。

 

あなたも身体の動きが安定し、

イメージ通りに動けるようになれば、

競技力は間違いなく大きく伸びていきます。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

現役アスリートとしての時間は、

限られています。

悩んでいる時間は、

あなたの前進を妨げています。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

ボディコントロールの詳しい解説は

こちらからご覧ください。

ボディコントロールとコーディネーションについては、こちらからご覧いただけます。

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技レベルアップのため、

様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし極度の成績ムラが生じ、

好不調の波に悩み、ついにはスランプに陥る。

 

動きを基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

 

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

自分で体をコントロールできる運動方法を

見つける。

 

どんな時でも正確に動けることから、

「持てる力を最大に発揮できるボディコントロール

を佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

自信を持って競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。

 

<その他経歴>

■リハビリ

・神戸海星病院のデイサービス経験者。

300人以上のリハビリストレッチや

トレーニングを行った。

 

・脳梗塞で左片麻痺の方を

ダンスレッスン開始から5ヶ月で

ドレスを着て発表会に出演する程、

回復させた経験がある。

 

■学生時代は陸上部で、3000mと3000m障害を専攻。