スキージャンプ丸山希選手の開幕3連勝が示す「技術を最大限に活かす身体」の重要性

丸山希選手の開幕3連勝が示す

“技術を最大化する身体づくり” の重要性

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

ノルウェー・リレハンメルで開幕した

2025/2026シーズンのスキージャンプW杯で、

丸山希選手が個人2連勝、

そして混合団体と合わせて開幕3連勝という

圧倒的なスタートを切りました。

 

 

公式練習から予選、本戦まで、

ほぼすべてが1位。

 

特に個人初戦では133.5メートルという

最長不倒の大ジャンプを含め、

2本とも130メートルを超える

圧巻のパフォーマンス。

 

「テクニックは変えていない」

と語りながらも、

誰にも寄せつけない安定感と爆発力を

見せつけました。

 

この

「テクニックは変えていないのに圧倒的に強い」

という事実こそ、

アスリートが最高の結果を出すための

ヒントです。

 

ポイントは

“身体をどれだけコントロールできているか”。

 

 

◆ ボディコントロールが「技術の再現性」を底上げする

 

多くのアスリートが

「うまく飛べる日」と「調子の悪い日」

の波を感じています。

 

しかし、トップ選手になるほど、

この波が小さくなり、

どんな環境でも自分の動きを再現できます。

 

その鍵となるのが

ボディコントロール

(身体の使い方を精密に操る力) です。

 

どれだけ高度なテクニックを持っていても、

・踏み切りの角度が数度ずれる

・体幹の軸がブレる

・力の入りどころがほんの少しズレる

…これだけでパフォーマンスは大きく変わります。

 

逆に言えば、

 

身体の基礎力・バランス・軸の

安定が高いほど、

技術は “そのまま” で結果だけが伸びる

 

という現象が起こります。

 

丸山選手のコメント

「テクニックは変えていないのに、自分でも驚くジャンプができた」

というのは、まさにこの状態です。

 

 

◆ 動きの質が上がると「勝てる身体」になる

 

ボディコントロールが高まると、

次の3つが飛躍的に向上します。

 

① 動きの質が上がる

 

無駄な力がなく、

必要な部分だけが正確に働くようになります。

 

ジャンプでいえば、

踏み切りのエネルギーが

素直に飛距離に変わる状況です。

 

② バランス能力が高まる

 

空中姿勢、着地、助走の安定が変わり、

ミスが激減します。

 

“どの状況でも自分の動きが出せる”

という強さが生まれます。

 

③ 基礎体力ではなく「体の基礎力」が向上

 

筋力の強さではなく、

・身体の連動

・軸の通り方

・重心コントロール

といった  “技術を支える土台”  が

強くなります。

 

これらが整うことで、

持っているジャンプ技術が

そのまま100%の力を発揮できるようになる。

 

だから

“テクニックを変えていないのに結果が伸びる”

という現象が起こるのです。

 

 

◆ あなたの技術が「本当の力」を出せていないだけかもしれません

 

多くのアスリートは、

技術練習を必死に積み重ねます。

 

もちろん大切ですが、

技術は身体という “器” の上に

成り立っています。

 

器が歪んでいれば、

どれだけ技術を磨いても

安定して発揮できません。

 

丸山希選手が見せた

圧倒的な安定感と再現性は、

技術だけではなく、

身体の基礎力が完璧に整っている証拠です。

 

 

◆ 技術を100%活かすために

「身体の土台」を整える

 

あなたが今持っている技術は、

もしかしたらまだ 60% しか

出せていないかもしれません。

 

ボディコントロールが身につけば、

 

✔ 技術の再現性が高まる

✔ 本番で安定して力を発揮できる

✔ ミスが激減する

✔ “調子の波”が小さくなる

✔ あなたが本来持つ技術がようやく100%活かされる

 

丸山選手のように

「テクニックは変えていないのに結果が伸びる」

という状態は、

誰にでも作ることができます。

 

必要なのは、

身体の使い方を整え、

技術を最大限に活かせる身体へと

アップデートすること。

 

ボディコントロールは、

あなたの競技人生を確実に変えます。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

スタジオに通えない方には、

オンラインでのブログラムを提供しています。

 

現役アスリートとしての時間は、

限られています。

悩んでいる時間は、

あなたの前進を妨げています。

 

あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

https://lin.ee/LDIVDBA

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

ボディコントロールの詳しい解説は

こちらからご覧ください。

 

ボディコントロールとコーディネーションについては、こちらからご覧いただけます。

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技レベルアップのため、

様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし極度の成績ムラが生じ、

好不調の波に悩み、ついにはスランプに陥る。

 

動きを基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

 

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

 

自分で体をコントロールできる運動方法を

見つける。

 

どんな時でも正確に動けることから、

「持てる力を最大に発揮できるボディコントロール

を佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

自信を持って競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。

 

<その他経歴>

■リハビリ

・神戸海星病院のデイサービス経験者。

300人以上のリハビリストレッチや

トレーニングを行った。

 

・脳梗塞で左片麻痺の方を

ダンスレッスン開始から5ヶ月で

ドレスを着て発表会に出演する程、

回復させた経験がある。

 

■学生時代は陸上部で、3000mと3000m障害を専攻。