試合本番で思うように動けず、悩んでいるアスリートのあなたへ。イメージ通りの動きを取り戻す方法とは?
アスリートは常に目標に向かって練習し、トレーニングをしています。
走る、跳ぶ、投げる、打つ、蹴る。
試合本番での動きをイメージしながら、毎日の厳しい練習に取り組んでいます。
しかし試合本番になると、イメージしていた動きにならない。
頭では分かっているのに、うまく動けない。
ひどい時は練習の時からズレが出て、試合本番でもズレを解消できずに引きずってしまう。
こんな経験で悩んでいるアスリートのあなた。
気持ちは痛い程よく分かります。
私も現役時代に同じ経験をしました。
はじめは試合本番で、いつも通りの動きが出来ず予選敗退。
緊張で動けないなんてことにならないように、
普段からしっかり本番をイメージしながら練習をしていました。
なのに何故?
このままではいけない。
練習量を増やして鍛え直すしかない、と思い練習に打ち込みました。
ですが、1度ズレてしまった感覚はなかなか治りません。
そして、試合は待ってはくれません。毎週のように開催されます。
頭と体がマッチしないまま試合に出続けましたが、もちろん結果は出ません。
挙げ句の果てに、その年の最終戦で膝を痛めてしまいました。
翌年度の試合に向けて、
まずは膝を痛めて動けない間に、何故こうなってしまったのかを徹底的に分析しました。
結果、分かったことは、
練習やトレーニングでは、テクニックやパワーの強化ばかりしていることに気が付きました。
つまり小手先の動きと筋力で動いていたのです。
えっ、それって普通じゃない?
そう思いますよね。私もそう思っていました。
しかし冷静に考えてみると、
競技力を向上させることばかりに目がいって、自分の体に目を向けてなかった。
だから知らない間に体のバランスを崩しても、すぐには分からなかった。
体は不調を訴えているのに、それをテクニックやパワーでカバーしてしまっていた。
だから気づいた時にはイメージ通りに動ける状態でなくなっていた。
納得しました。
さあ、分析ができました。
それではどうすれば元のイメージ通りに動けるようになるのか?
答えは、
自分の体を隅々までコントロールすることでした。
自分の体をコントロールすることでそれまでと立ち方、動き方が変わりました。
そしてこれまで練習してきたことが全てつながるようになりました。
そうなると集中力も高まり、
試合中に安定したバランスをキープしながら、
思ったように動ける力が身につきました。
そして自分の動きに自信を持てるよう
になりました。
具体的には骨格からインナーマッスル、そして体幹へ。
次に体幹から末端まで動きのルートを作る。
簡単に言うと全身の神経回路をつなげます。
全身の感覚をつなげ、
動きの中での安定したバランス能力(動的バランス能力)を高めることで、
イメージ通りの動きができるようになります。
普段、無意識で動いていたところに意識を入れて動く。
シンプルなことですが、意外と盲点です。
私はこのボディコントロールを身につけてからは自分の動きに自信が持てるようになり、
試合でも好成績を収めることができました。
そして楽しく悔いのない競技人生を送ることができました。
ボディコントロールができると、
これまで積み重ねてきたスキルが一気に開花し、
これからどんな練習をすれば良いか分かるようになります。
そして競技への取り組み方や考え方も良い方向に変わります。
無意識を意識に。
あなたも一度、ご自身の体を見直してみて下さい。
あなたが試合本番でベストパフォーマンスを発揮できるように応援しています!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
私たちと一緒に、あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ 代表 佐野雅俊
高校卒業後、社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、のべ3万人以上にダンスレッスンと体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、筋トレや様々なレーニングを複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげるボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、自信を持って競技に挑めるようにサポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。