照ノ富士関の引退から学ぶ、ケガを防ぎ競技力を高める2つのポイント
こんにちは!
ボディコントロール講師の佐野雅俊です。
先日、横綱照ノ富士関が
引退を表明されました。
膝を痛め、その膝をかばうことで
腰にも負担がかかり、
休場を繰り返した末の引退でしたが、
14年間で10度の優勝という
偉大な功績を残されました。
心からお疲れ様でした。
相撲のように激しい競技では、
ケガを完全に避けることは
難しいかもしれません。

しかし、そのケガを適切にケアしないと、
他の部位に悪影響が及ぶことがあります。
照ノ富士関の引退も、
多くのアスリートが抱える
「ケガの連鎖」という課題を
改めて考えさせられる出来事でした。
では、ケガを防ぎ、
さらには悪化させないためには
どうすれば良いのでしょうか?
今日は
『ケガを防ぐ、悪化させない』をテーマに、
具体的な方法や考え方をお伝えしていきます。
私自身、プロ競技者としての経験や
ボディコントロールの指導を通じて、
身体の動きを根本から見直すことが、
ケガを未然に防ぎ、
また悪化を防ぐために
非常に重要だと感じています。
ケガを防ぐ、悪化させないためのポイント
ケガを防ぐ、悪化させないためには
2つの意識が必要です。
1. 正しい姿勢
疲れが溜まってきたり、
ケガをしてしまった時は、
体のバランスが崩れやすくなります。
自分では気づかないうちに、
左右のバランスが偏ったり、
前後の重心が乱れてしまうことが
よくあります。

そうなると、
特定の筋肉や関節に負担が集中し、
さらにケガのリスクを高める
悪循環に陥ってしまいます。
正しい姿勢を意識し、
体のバランスを整えることが、
ケガの予防と回復の第一歩です。
例えば、
普段の立ち姿勢や歩き方を見直すだけでも、
ケガのリスクを大きく減らすことができます。

2. 動きの質を高める
正しい姿勢を保つだけでなく、
動きの質にも目を向けることが重要です。
日常生活やスポーツの中で、
無意識に力みすぎたり、
不自然な動きを繰り返すことで、
体に余計な負担がかかることがあります。
例えば、
走る時に腕の振りが硬かったり、
踏み出しの際に重心がずれていると、
ケガにつながりやすくなります。
動きを滑らかにし、
体全体で効率よく力を伝えることで、
負担を減らし、
ケガのリスクを大幅に低減することができます。
これらのポイントを意識するだけでも、
体への負担は大きく減らすことができます。
そして、練習・トレーニングの時は、
必ず鏡や動画を活用して、
自分のバランスを確認しましょう。

競技テクニックの確認はもちろん大切ですが、
バランスの確認は最も重要です!
なぜなら、バランスが崩れていると
本来の力を十分に発揮できないだけでなく、
ケガのリスクも高まってしまうからです。
鏡を使った動作チェックや動画撮影は、
すぐにでも始められる方法です。
撮影した動画を振り返り、
自分の動きを冷静に見る習慣を
つけてみてください。
あなたが全力を出し切り、
夢や目標に近づくためにも、
ぜひバランスを意識する習慣を
身につけましょう!
その小さな一歩が、
大きな成果につながります。
私たちは、
あなたがより良いパフォーマンスを
発揮できるよう、
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。

#アスリート #プロアスリート #スポーツ #スポーツ選手 #トレーニング #自重トレーニング #パーソナルトレーニング #フィジカルトレーニング #体幹 #体幹トレーニング #イメージ #ズレ #バランス #動的バランス #スキルアップ #パフォーマンス #悩み #短期集中 #キレ #ポテンシャル #インナーマッスル #フォーム #芦屋 #JR芦屋 #センター #軸