年齢に負けない身体の使い方 ― 石川投手が教えてくれること
こんにちは！
ボディコントロール講師の佐野雅俊です。
一昨日、
ヤクルトスワローズの石川雅規投手が、
NPB史上初となる「24年連続勝利」という
偉業を達成しました。
本当におめでとうございます！
石川投手は試合後、
「ボールは速くないですけど、考え方だったり取り組み次第では、なんとか自分の良さを出して、1軍の試合で勝負できるというところを自分自身もこの24年間やってきたので、そういうところを若手と一緒に切磋琢磨して今後もやっていきたいなと思っています」
とコメントされていました。
今年45歳になる大ベテランが、
いまなおプロの世界で
勝ち星を積み重ねていることに、
私は深く感動しました。
そして同時に、
「本当に体の使い方を熟知しているんだな」
と、専門家として心から感じました。
石川投手のように、
若い選手のような剛速球がなくても、
一軍で通用し続けるには、
体の無駄な力みをなくし、
効率的に力を伝える動きが必要です。
フォームのバランス、
体幹の安定、タイミングのとり方など、
あらゆる要素を自分自身で理解し、
微調整を重ねてきたからこそ、
これだけ長く活躍し続けてこられたのでしょう。
この「自分の体を最大限に活かす」
というテーマは、
どんな競技のアスリートにとっても
避けては通れない課題です。
特に、競技歴が長くなるほど、
年齢による変化やクセが
動きに現れやすくなります。
そのとき、
感覚任せのプレーでは限界がやってきます。
そんなときにこそ必要になるのが、
「ボディコントロール」の力です。
ボディコントロールとは、
動きの中で安定したバランスを保ち、
思い通りに身体を操る力のことです。
言い換えれば、
自分の身体の「使い方」を高める
トレーニングです。
どんなに素晴らしい技術や戦術を学んでも、
それを体で再現できなければ
意味がありません。
逆に言えば、
身体の扱い方が上達すれば、
今までイメージと動きがかみ合わずに
感じていたストレスがぐっと減り、
プレーの質が大きく変わっていきます。
私の行っている
ボディコントロール・トレーニングは、
まさにそこに焦点を当てています。
競技や種目を問わず、
動きの基礎を見直し、
どんな場面でも
安定したパフォーマンスを発揮できる
身体を作る。
それが、
私が指導するボディコントロールです。
自分の体をどう扱うか。
それを知るだけで、
パフォーマンスは大きく変わります。
石川投手のように、
年齢や体格に左右されず、
自分の強みを最大限に活かせる選手は、
ボディコントロールを
しっかりと身につけています。
「もっと動きのキレを良くしたい」
「イメージ通りに体が動かない」
「プレッシャーの中でも安定した動きを保ちたい」
そんな思いを持っているアスリートの方には、
ぜひ一度、
ボディコントロール・トレーニングを
体験していただきたいと思っています。
私自身、20年近く競技の現場に立ち、
数多くの選手の悩みや限界に
寄り添ってきました。
だからこそ伝えられること、
サポートできることがあります。
このトレーニングは、
あなたの競技人生を変える
きっかけになるかもしれません。
一歩踏み出すことで、
身体は必ず応えてくれます。
体験やご相談はいつでもお気軽にどうぞ。
あなたの挑戦を、心から応援しています。
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
ＪＢＤＦプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と２人暮らし。
