ケーシー・ローレンス投手のニュースから考える、動きの中のバランスの重要性
こんにちは!
ボディコントロール講師の佐野雅俊です。
GWに入り、日本各地で
スポーツの試合が開催されていますね。
アスリートたちが、それぞれの舞台で
全力を尽くす姿は本当に感動的です。

そんな中、MLBマリナーズが、
2019年に広島東洋カープでプレーした
ケーシー・ローレンス投手をDFA
(事実上の戦力外)にしたと発表しました。

37歳の右腕は、約2週間の間に
3度もDFAの決定を受けるという、
非常に厳しい状況に立たされています。
プロの世界では、
わずかなパフォーマンスの差が、
選手生命を大きく左右します。
結果を出し続けることは、
並大抵のことではありません。
年齢を重ねるごとに、
肉体的な衰えや、
回復力の低下とも向き合わなければならず、
若い頃とは違ったアプローチが
必要になります。
そんな過酷な環境で
結果を出し続けるためには、
単なる筋力やスタミナだけでなく、
身体のコントロール力が極めて重要です。
たとえば、
ボールを投げる動作ひとつをとっても、
下半身からの力を無理なく上半身へ伝え、
リリースの瞬間まで
バランスを保つことが求められます。

この「動きの中でバランスを保つ力」が
乱れると、コントロールミスが増えたり、
怪我のリスクが高まったりしてしまいます。
実際、トップアスリートほど、
トレーニングの中で
「身体の感覚」や「動きの繊細なズレ」に
細心の注意を払っています。
これは特別な才能だけでなく、
日々の意識と練習によって磨かれるものです。
逆に言えば、若手選手はもちろん、
年齢を重ねたベテラン選手にとっても、
ボディコントロールを高めることは、
パフォーマンス維持やキャリア延長に
直結する大きな武器になるのです。
私が指導している
ボディコントロールトレーニングは、
まさにこの「動きの中での安定」を
意識的に高めるためのものです。
筋力や柔軟性といった身体能力だけでなく、
それを思い通りに使いこなす力を
養うことに重点を置いています。
このGW、
試合に出場する選手たちのプレーを観ながら、
ぜひ「バランスよく動けているか?」
「身体の使い方に無駄がないか?」
という視点でも見てみてください。
きっと、見え方が大きく変わるはずです。
そして、もし自分自身の動きに
違和感や課題を感じたら、
それは成長のチャンスかもしれません。
あなたのパフォーマンスを
さらに高めるために、
これからもボディコントロールの大切さを
お伝えしていきます!
私たちは、
あなたがより良いパフォーマンスを
発揮できるよう、
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
