大の里関が語った「落ち着き」の理由とは?勝負に強い身体のつくり方
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
一昨日から、大相撲・夏場所が開幕しました。
中でも注目を集めているのが、
最速での綱取りが期待される
大関・大の里関です。

初日は見事な白星スタート。
取組後には、
「落ち着いて対応できました」と、
冷静に振り返っていました。
優勝すれば、史上最速での
横綱昇進の可能性がある今場所。
注目度も高く、
本人も並々ならぬプレッシャーを
感じていることでしょう。
それでも大の里関が
「落ち着いて対応できた」と言える背景には、
日頃の鍛錬だけでなく、
ボディコントロールの高さがあると
私は感じています。
ボディコントロールとは、
単に筋力や柔軟性を高めることではありません。
自分の身体の状態を正確に把握し、
状況に応じて的確にコントロールする
力のことです。
土俵の上では一瞬の判断ミスが
命取りになります。
相手の動きに対して冷静に対応するには、
心の安定も大切ですが、
それを支えるのは
「身体が思い通りに動く」
という安心感です。
この「安心感」は、
意識して身につけた
ボディコントロールの賜物です。
身体の動きに無駄がなく、
軸がブレない。重心移動がスムーズで、
状況に応じた最適な反応ができる。
だからこそ、
プレッシャーがかかる場面でも慌てず、
冷静に自分の力を発揮できるのです。
これはアスリートだけでなく、
すべての競技者に共通して言えることです。
いくら技術が高くても、
本番で緊張して体が思うように動かなければ、
持っている力を出しきれません。
一方で、
ボディコントロールが身についていれば、
いつも通りの自分を保ち、
実力を発揮できます。
私のトレーニングでは、
この「動きの中でもブレない身体」を
つくることを大切にしています。

それは単なる筋トレやストレッチではなく、
「自分の身体を感じ、イメージ通りに動かす力」
を育てるためのトレーニングです。
本番でこそ力を発揮したい
アスリートにとって、
ボディコントロールは勝負の場で
自分を支えてくれる土台になります。
大の里関のように、
どんなプレッシャーの中でも
落ち着いて対応できる身体と心を育てる
その第一歩が、ボディコントロールなのです。
私たちは、
あなたがより良いパフォーマンスを
発揮できるよう、
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
