ゴロひとつで違いが出る――長嶋茂雄さんの身体操作力
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
一昨日、読売巨人軍・終身名誉監督の
長嶋茂雄さんが亡くなりました。
プロ野球界に数えきれないほどの
偉大な功績を残された長嶋さん。
その中でも、
私が特に印象に残っているのは、
守備に関するある言葉です。
「ゴロでもたくさん種類があって、取り方も送球のしかたも何通りもあるんです」

この言葉からわかるのは、
長嶋さんが状況に応じて
体の使い方を自在にコントロールしていた、
ということ。
つまり、長嶋さんは、
まさに “究極のボディコントロール” を
体現していたのです。
ボディコントロールが身についていると、
想定外の動きや突然の変化にも
瞬時に対応できます。
たとえば、
スポーツの試合中に起こる
予測不能な展開、
相手の動き、
微妙なバランスの変化…。
そうした一つひとつに反応しながらも、
自分の動きを乱すことなく、
次のプレーへスムーズにつなげられる。
これこそが、トップアスリートが持つ
「対応力」なのです。

対応力とは単なる反射神経ではありません。
その場その場で、
正確に、
無駄なく、
自分の身体を操る力。
それがまさに
「動きの中で安定したバランスを保ち、
意図した動作を実現する」
ボディコントロールの力なのです。
一流選手ほど、
この能力を自然に身につけています。
だからこそ、
ミスをしてもすぐにリカバリーでき、
周囲の状況が変わっても、
いつも自分のリズムでプレーができるのです。
逆に、
ボディコントロールが未熟なままだと、
緊張した場面や不測の事態で
パフォーマンスが大きく落ちてしまいます。
頭でわかっていても、体がついてこない――
それは非常にもったいないことです。
私が行っている
ボディコントロール・トレーニングは、
こうした
「瞬時の判断・反応・動作」を
安定して行えるようにするための
実践的なトレーニングです。
どんなに素晴らしい技術や戦術を学んでも、
それを発揮する“土台”が不安定では、
試合で力を出しきることはできません。
ボディコントロールは、
すべての競技・すべてのレベルのアスリートに
必要な「根本の力」です。
一流を目指すなら、
まずは “自分の体を自在に操る” ことから
始めてみてください。
私たちは、
あなたがより良いパフォーマンスを
発揮できるよう、
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野 雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
