藤浪晋太郎選手の姿から学ぶ、パフォーマンスを支える身体感覚とは?
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
MLBマリナーズ傘下、
タコマ・レイニアーズの藤浪晋太郎投手が、
ソルトレーク戦にリリーフ登板し、
四球を出しながらも無失点で
今季2勝目を挙げました。

前回の試合でも、
1回を無安打無失点・1奪三振、
わずか7球で3者凡退という
見事なピッチングを披露しています。
藤浪選手といえば、
四球の多さや安定感が
課題として取り上げられることが多いですが、
それでも少しずつ結果を積み重ねている姿に、
私は「心と体のつながり」の重要性を
改めて感じます。
実は、不安定な時こそ、
身体の感覚をどう整えるかが
パフォーマンスに大きく関わってくるのです。
今日はその
「安定感を引き出す身体の使い方」について、
藤浪選手の姿から感じたことを交えながら、
お伝えしていきます。
不安定さを抱える選手にとって、
大きな課題となるのが
「パフォーマンスの再現性」と「安定感」
です。
良い結果が出る時もあれば、
思うようにいかない時もある。
この波が大きいほど、
選手自身も不安になり、
本来の力を発揮しづらくなってしまいます。

この「再現性」と「安定感」を高めるうえで、
非常に重要なのがボディコントロールです。
ボディコントロールとは、
単に筋力や柔軟性だけでなく、
「自分の身体を思い通りに動かせる感覚」
のことを指します。
たとえば、
どんなに緊張していても、
どんなに相手が強くても、
いつも通りのフォームや動きができる。
これが再現性のある状態です。
トップアスリートほど、この再現性が高く、
パフォーマンスにムラがありません。
その根底にあるのが、
ブレない体幹、
軸の感覚、
足裏の接地感覚、
そして無駄のない動き。
これらはすべて、
ボディコントロールの一部なのです。

では、
なぜそれが「安定感」にも
つながるのでしょうか。
人は、緊張やプレッシャーがかかると
無意識に身体がこわばり、
呼吸も浅くなります。
そうなると普段通りの動きができず、
パフォーマンスが崩れてしまいます。
しかし、
ボディコントロールが身に付いていると、
そうした変化に気づきやすくなり、
自分で修正できるようになります。
呼吸を整え、体の中心に意識を戻す。
そうした一つ一つの小さな調整が、
大きな安定感を生み出してくれるのです。
藤浪晋太郎選手のように、
課題を抱えながらも
少しずつ結果を積み重ねていく姿には、
「フォームを整えるだけでは不十分で、
身体の感覚を研ぎ澄ますことの大切さ」
が表れているように思います。
ボディコントロールを高めることは、
技術の精度を上げるだけでなく、
メンタル面の安定にも直結します。
だからこそ私は、
どの競技のアスリートに対しても、
まず「自分の身体の動かし方を知ること」
から始めてほしいと伝えています。
私たちは、
あなたがより良いパフォーマンスを
発揮できるよう、
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
