納得できる競技人生のために今できること:山中亮平選手の退団から考える
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
今日は、ラグビーファンにとって
少し寂しいニュースから始めたいと思います。

リーグワン1部で今季3位となった
コベルコ神戸スティーラーズから、
長年チームを支えてきた
元日本代表FB・山中亮平選手の退団が
発表されました。
早稲田大学から神戸に入団し、
チーム一筋で築き上げたキャリア。
「感謝の気持ちしかないです。ダン・カーターやウェイン・スミスといったトップの人たちともやれて、それがあって、今の僕がある」
と語る彼の言葉からは、
感謝と誇りが滲み出ています。
そして今季は3年契約の最終年。
「このまま神戸で終えるのもきれいだと思いましたが、きれいな人生ではなかった。だからこそ、燃えるような何かに挑戦したい」
と語り、国内移籍を決意したそうです。
このニュースを見て、私が強く感じたのは、
「本当にやりきった」と自分で納得できる
キャリアを歩めるかどうかが、
選手にとってどれほど大切かということです。

そしてそのためには、
年齢やこれまでの実績にとらわれることなく、
「今、この瞬間の自分の身体と心が、自分の理想にどれだけ近づいているか」
が問われると感じます。
ここで重要になるのが
「ボディコントロール」です。
ボディコントロールが身に付いていれば、
年齢やキャリアに関係なく、
自分が納得するまで、
最高のパフォーマンスを
追求し続けることができます。

なぜなら、技術や体力だけでなく、
“身体の使い方” そのものを理解し、
自分の意図通りに動ける身体を
持っているかどうかが、
競技人生の質を大きく左右するからです。
実際、若い頃のように
がむしゃらに動くだけでは、
年齢とともに怪我のリスクが高まり、
思うように動けなくなる時がきます。
しかし、身体の土台から整え、
無駄な力を抜いて、
効率よく動ける状態をつくれば、
年齢を重ねても安定したパフォーマンスを
発揮することは十分に可能です。

山中選手のように、
「このまま終わってもいい」
と思える選択肢がある中で、
あえて「もう一度挑戦したい」
と感じられる心と身体。
それは、彼自身がこれまで身体のケアや準備に
しっかりと向き合ってきたからこそ、
生まれた思いなのではないかと思います。
あなたは、
自分の身体と心を
“思い通りに使えている”
と自信を持って言えるでしょうか?
パフォーマンスを最大化したいと願う
すべてのアスリートへ。
あなた自身の限界を決めるのは、
他の誰でもなく、
あなた自身の身体です。
ボディコントロールを身につけ、
自分の意思と身体をつなぎ直せば、
どんな状況でも
「まだやれる」
「もう一歩踏み出したい」
と思える自分に出会えるはずです。
私たちは、
あなたがより良いパフォーマンスを
発揮できるよう、
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
