調子が悪い日でも勝てる選手の秘密──永山選手に学ぶ“ブレない身体”のつくり方
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
6月13日、柔道の世界選手権が
ハンガリーで開幕。

男子60キロ級では、
パリ五輪銅メダリスト・永山竜樹選手が
悲願の初優勝を果たしました!
永山選手は試合後、
「世界選手権で優勝したことがなくてプレッシャーがあったが、家族の応援も聞こえたので何がなんでも勝とうと思った。調子が悪くて体も動いていなかったが、しぶとく勝ちに徹して決勝は吹っ切れて自分の柔道ができた」
と語っています。
最終目標は、3年後のロサンゼルス五輪。
「ここがゴールではない。ロサンゼルス五輪で金メダルを獲ることだけを考え、次に向けて頑張る」
と、夢の続きへ向かって前進し続けています。
永山選手の言葉からは、
トップアスリートであっても
調子が悪い日があること、
そしてその中でも
「しぶとく勝ちに徹する」
ことの大切さが伝わってきます。
では、調子が悪い日でも
安定したパフォーマンスを発揮するには、
どうすればいいのでしょうか。
その鍵の一つが、
「ボディコントロール」です。
ボディコントロールが身についていると、
自分の身体の状態を客観的に
捉えることができるようになります。

すると、「今日は身体が重いな」
と感じたときでも、
何が原因でどう対応すればいいかが
わかるようになるのです。
調子の波に振り回される選手ほど、
身体の感覚を「なんとなく」で捉えています。
しかし、日々のトレーニングの中で
動作のクセや無駄な力み、
バランスの崩れを見つけ、
整えていくことで、
身体の状態に対する
“解像度” が上がっていきます。
この解像度の高さこそが、
調子の波を小さくし、
安定したパフォーマンスを支える
土台になります。
また、ボディコントロールがあると、
自分に「今、どんな練習が必要か」
も自然と見えてくるようになります。
たとえば、体幹が安定していないと感じれば、
単純な体幹トレーニングではなく、
「なぜ安定しないのか」
「どの動作で崩れているのか」
といった深い視点から
練習を選ぶことができるようになります。
これにより、
ただやみくもに練習量を増やすのではなく、
質の高い練習が可能になり、
ケガのリスクも減ります。
ボディコントロールとは、
単に姿勢やバランスを
整えることではありません。
自分の身体を正確に理解し、
必要な修正を自分自身でできる力です。
これはまさに
「自分のプレーを自分でマネジメントできる力」
と言えるでしょう。
永山選手のように、
どんな状況でもブレずに勝ちきれる選手は、
例外なくこの自己理解と
身体感覚の精度が高いのです。
あなたも、ボディコントロールを通して、
自分の夢に向かって
安定して前進し続けられる土台を
手に入れてみませんか?
私たちは、
あなたがより良いパフォーマンスを
発揮できるよう、
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
