「コンプレックスは武器になる」――友野一希選手に学ぶ、ボディコントロールの可能性
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

来年2月に開催される
ミラノ・コルティナ五輪を目指す、
フィギュアスケートの友野一希選手が、
来シーズンへの思いを語りました。
「来年は間違いなく、自分の中で一番大切なシーズンになる。1日1日が勝負という気持ちで練習に取り組みたい」
この言葉からは、
夢にかける強い覚悟が伝わってきます。
また、挫折の経験について尋ねられると、
こう語っています。
「体が小さいことがコンプレックスだった。フィギュアスケートなら身長の低さも努力で克服できる要素が多かった。小さい分、人よりどうやったら大きく、うまく見せられるかを常に考えた」
この話に、私はとても共感しました。
なぜなら、「体のつくり」や「性格」など、
誰もが何かしらの “コンプレックス”を
抱えているからです。
けれど、友野選手のように、
それを “工夫” と “努力” で乗り越えたとき、
コンプレックスは
「個性」や「強み」に変わります。
そして、その根底にあるのが、
「ボディコントロール」の力です。
たとえば身長が低いことで、
ジャンプやスピンの迫力が
不足しがちだとしたら、
どう動けば大きく見えるか、
どう魅せれば印象が強まるか――
これは意識して動きを
コントロールできる力がなければ
成し得ません。
つまり、
「自分の体を思い通りに動かせる技術」
を身につけることで、
本来の身体的な特徴さえも
演出に変えられるのです。

これは、
どんな競技のアスリートにも通じることです。
スピードが遅い。
ジャンプ力がない。
緊張しやすい――
それらは、
最初はマイナスに思えるかもしれません。
でも、自分の体と向き合い、
細かな動きを正確に
コントロールできるようになると、
「だからこそできる動き」や
「独自のスタイル」が生まれてくるのです。
私が行っている
ボディコントロール・トレーニングの目的は
まさにそこにあります。
ただ力をつけるのではなく、
「体と心をつなぎ、自分らしいパフォーマンスを引き出すこと」
だからこそ、
コンプレックスを抱えているアスリートほど、
ぜひ一度、体験していただきたいと
心から思っています。
私がこれまでサポートしてきた
多くのアスリートも、
最初は「自分にそんな感覚がわかるのか」
「動きをコントロールするなんて難しそう」
と不安を抱えていました。
でも実際にトレーニングを始めてみると、
次第に自分の体の変化に気づき始めるんです。
「今までの力の入れ方が間違っていたことに気づいた」
「無駄な動きが減ったことで、疲れにくくなった」
「緊張しても軸がブレなくなった」
そんな声を何度も聞いてきました。
ボディコントロールは、
決して一部の才能ある人だけのものでは
ありません。
自分の体と向き合う意志さえあれば、
誰でもその力を高めることができます。
そして、それがやがて、
自分の中にあった不安や
コンプレックスまでも「強み」へと
変えていく力になります。
今、もしあなたが
「思い通りに動けない」
「自信が持てない」
「壁を感じている」としたら――
それは新しい自分に生まれ変わる
“前兆” かもしれません。
私のスタジオでは、
そんな一歩を踏み出したいアスリートを、
全力でサポートしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
あなたのパフォーマンスが、
もっと自由に、
もっと魅力的に輝き出す未来を
一緒に創っていきましょう。
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
