坂本花織選手の覚悟に学ぶ。悔いなく終えるために必要な“自分の体との対話力”とは?
こんにちは。
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
先日、フィギュアスケートの坂本花織選手が、
来年のミラノ・コルティナ五輪を最後に
現役引退することを発表しました。

「自分の競技人生は1年を切っているという感じです」
という言葉に、アスリートとしての覚悟と、
自分自身の今の状態を
しっかりと受け止めている姿勢を感じました。
「中途半端に2、3年やるよりも、これを区切りにした方がいい」
「どの試合も悔いなく終えたい」
「完璧を求めたい」
そんなコメントからは、
「出しきって終わりたい」
という強い意志が伝わってきます。
この「悔いなくやりきる」というのは、
簡単なようで実はとても難しいことです。
なぜなら、
どんなに努力していても、
本番で緊張したり、
体が思うように動かなかったりして
「本来の自分を出せなかった」
と後悔することは、
アスリートに限らず誰にでもあるからです。
では、坂本選手のように
「悔いなく終える」ために
必要なものとは何でしょうか?
私は、
自分の体を思い通りに使える力=
ボディコントロール
だと考えています。
どれだけ気持ちが前向きでも、
体がついてこなければ、
本来の力を発揮することはできません。
逆に、体が自分の意図通りに動いてくれると、
心も落ち着き、自信をもって
パフォーマンスに集中できます。

ボディコントロールとは、
単に筋力を鍛えることではありません。
「自分の体が今どうなっているのか」
「どこに力が入っていて、どこをゆるめるべきか」
を感じ取り、調整できる力です。
それが身についていると、
本番のプレッシャーの中でも、
体の感覚に意識を向けながら、
最高の動きができるのです。
坂本選手のようなトップアスリートは、
まさにこの “自分の体との対話” を
日々積み重ねてきたからこそ、
「出しきって終える」
覚悟ができるのだと思います。
あなたも、日常や勝負の場面で
「もっとできたのに…」
という後悔をなくしたいと思いませんか?
そのためには、
日々の中で自分の体と向き合い、
意識的に動きをコントロールする練習が
とても大切です。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
ボディコントロールを通じて、
誰もが「自分らしく、悔いなく力を出しきる」
サポートをしています。
大きな夢を追うアスリートはもちろん、
日常でより良いパフォーマンスを
発揮したい方も、ぜひ一度ご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
