北口榛花選手の肘のケガに学ぶ、金メダリストも実践すべきボディコントロールの重要性
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
女子やり投で世界のトップを走る
北口榛花選手(JAL)が、
今週末の日本選手権を
欠場することが発表されました。

理由は
「右肘内側上顆炎(ないそくじょうかえん)」
という診断結果によるものです。
これは、肘の内側にある
骨の出っ張り周辺に炎症が起こるもので、
特に物を持ち上げたり、
手首を手のひら側に曲げたりすると
痛みが出やすくなります。
一般的には “ゴルフ肘” とも
呼ばれることがありますが、
やり投げのように大きな力を
瞬時に伝える動作では、
この部位に大きな負担がかかるため、
トップアスリートにとっても
無視できないケガです。
北口選手は、
昨年のパリ五輪で金メダルを獲得し、
世界選手権でも優勝した、
日本陸上界を代表する選手のひとりです。
そんな彼女でさえ、
身体のどこかにわずかな不調があると、
大会を見送らなければならないという
現実があります。
これは、すべてのアスリートにとって
他人事ではありません。
私たちトレーニングスタジオはるかぜでは、
こうしたケガのリスクを
少しでも減らすための
「ボディコントロール・トレーニング」
を行っています。
単に筋力を鍛えるだけでなく、
「動きの中で安定したバランスを保つこと」
を重視し、ケガをしにくく、
力を最大限に発揮できる身体づくりを
サポートしています。

肘や肩の故障が多いスポーツでは、
体幹が不安定だったり、
下半身と上半身の動きが
うまく連動していないことで、
特定の部位に過剰な負担が
かかってしまいます。
そこで、
身体全体をひとつのユニットとして
使えるように整えることで、
負担を分散し、
効率的なパフォーマンスを実現できます。
北口選手の回復と、
東京世界選手権でのさらなる活躍を
心から願うとともに、
私たちも日々の生活やトレーニングの中で、
身体の声に耳を傾け、
無理のない範囲で「動きの質」を
高めていくことが大切です。
スポーツを頑張っている学生、
記録を目指すアスリート、
そして「もうケガを繰り返したくない」
と願うあなたへ。
私たちは、
あなたがより良いパフォーマンスを
発揮できるよう、
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
