フロレス・アリエ選手に学ぶ。動きの質を高めると、必要な筋肉が自然と育つ理由とは?

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

先日、静岡県出身の陸上選手、

フロレス・アリエさんの特集記事を読みました。

 

彼女は大学入学当初、

400mを1分2秒で走っていたそうですが、

わずか2年ほどでタイムを10秒以上縮め、

今年は日本記録を超えるタイム(51秒71)を

マーク。

 

 

これには本当に驚かされました。

 

興味深かったのは、

彼女の“筋トレ”に対するエピソードです。

 

フロレス選手はもともと上半身が弱く、

腕立て伏せも1〜2回しか

できなかったとのこと。

 

でも、走りの中で「必要な筋力」が

自然と身についていき、

今では力強いフォームを獲得しているんです。

 

私はこの話を読んで、

「やはり“ボディコントロール”が重要なんだ」

と改めて実感しました。

 

筋トレというと、

つい「どこの筋肉を鍛えるか」「何回やるか」

に目がいきがちです。

 

でも、本来、

私たちの体は動きの中で

必要な筋肉を自然に使うようにできています。

 

つまり、 “動きの質” が高まれば、

無駄なく適切な筋肉が働くようになるのです。

 

 

フロレス選手が行ったのは、

「ただ筋肉を増やすトレーニング」ではなく、

「動きの精度を高めるトレーニング」でした。

 

だからこそ、必要な筋肉が効率よく育ち、

フォームもどんどん洗練され、

結果として記録も飛躍的に伸びたのでしょう。

 

これは一般のアスリートや

スポーツ愛好家にも当てはまります。

 

たとえば当スタジオでは、

ボディコントロールを高める

トレーニングを通じて、

筋肉の「つける」ではなく

「使える」状態を目指します。

 

その結果、肩や腰の負担が減ったり、

スピードやパワーが自然と増したりする変化が

多くの方に現れています。

 

「どんな筋トレをすればいいですか?」

という質問をよくいただきますが、

まずは “体を思い通りに動かせるか”

という土台がなければ、

トレーニングの効果も半減してしまいます。

 

大切なのは、

筋肉を “増やす” ことよりも、

“正しく使えるようになる” こと。

 

ボディコントロールが身に付けば、

体は自然と必要な筋肉を作り出し、

余計な力みが取れて、

動きはスムーズになっていきます。

 

これはまさに、競技力向上だけでなく、

ケガの予防やパフォーマンスの持続にも

つながる “根本的な強さ” です。

 

あなたの体も、

本来のポテンシャルを

まだまだ秘めているかもしれません。

 

まずは、自分の体をしっかり

「感じて」 「コントロールする」

ところから始めてみませんか?

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お気軽にご相談ください。

 

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげる

ボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。