29歳・桐生祥秀選手の復活劇に学ぶ、身体を操る力の大切さ

 

こんにちは!

パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。

 

 

2025年7月5日、

東京・国立競技場で行われた

陸上日本選手権男子100メートル決勝で、

29歳の桐生祥秀選手が10秒23のタイムで

5年ぶりの優勝を果たしました。

 

決勝に残った8人のうち

4人が大学生という若い世代の中で、

ひときわ輝いたベテランの勝利。

 

この結果は、単なる経験の差ではありません。

 

彼の「ボディコントロールの力」

大きく関係しています。

 

桐生選手は日本人初の9秒台ランナーという

輝かしい記録を持ちながらも、

大学時代から難病「潰瘍性大腸炎」と闘い、

心身の不調に苦しんだ時期も長くありました。

 

それでも彼が再び日本のトップに

返り咲けた理由は、

日々の地道なトレーニングと、

自分の身体を思い通りに動かす技術——

つまり “ボディコントロール” を

磨き続けてきたことにあります。

 

ボディコントロールとは、

身体のバランスや軸を正確に保ち、

無駄な動きを排除し、

必要な動きだけを効率よく行う

能力のことです。

 

 

これが身に付くと、

以下のような効果が得られます:

 

・動きがスムーズになり、パフォーマンスの質が上がる

・ケガのリスクが減る

・疲れにくくなり、集中力も持続する

・精神的にも安定し、プレッシャーの中でも自分の動きを保てる

・年齢を重ねても衰えにくい、しなやかな身体を保てる

 

 

桐生選手の走りは、まさにその体現でした。

 

序盤から速いピッチを刻み、

最後は身体全体を使ってゴールへ飛び込む。

 

彼の動きには、

筋力やスピードに頼りすぎない、

正確で洗練された身体の使い方がありました。

 

一般的に、年齢を重ねると

反応速度や筋力は低下していきます。

 

しかし、ボディコントロールを高めることで、

そうした衰えを補い、むしろ

「無駄がない分、若い時より動きが良くなる」

というケースも多くあります。

 

「もう若くないから…」と

自分の限界を感じ始めている

アスリートや競技者こそ、

ボディコントロールに

目を向けてほしいのです。

 

今ある身体の状態を正しく知り、

整え、効率よく動かす力があれば、

年齢に関係なく、

自分の最大の力を発揮できる。

 

桐生選手の涙には、そんな

「身体と心の再起」の物語が

詰まっていたように思います。

 

そして私たちにも、

今からでも遅くないという勇気を

与えてくれました。

 

あなたの中にも、

まだ眠っている力があるかもしれません。

 

それを引き出す鍵が、

ボディコントロールなのです。

 

トレーニングスタジオはるかぜでは、

アスリートがどんな状況でも

実力を発揮できるように、

ボディコントロール強化に

特化したプログラムを提供しています。

 

もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、

お気軽にご相談ください。

 

私たちと一緒に、

あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ

代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、

社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

 

プロダンス講師22年で、

のべ3万人以上にダンスレッスンと

体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

 

競技のレベルアップのため、

筋トレや様々なトレーニングを

複数のコーチから指導を受ける。

 

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、

スランプに陥る。

 

体を基礎から見直すため、

独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを

徹底的に研究。

自分で体をコントロールできる

運動方法を見つける。

 

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげる

ボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

 

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、

全力で競技に挑めるように

サポートすることが目標。

 

JBDFプロダンスインストラクター。

 

趣味は大食い番組を観ること。

 

兵庫県神戸市に

共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。