永峰咲希選手が証明した 年齢ではなく“ボディコントロール力”が勝負を決める
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
先日行われた国内女子ゴルフツアー
「資生堂・JALレディスオープン」で、
永峰咲希選手が見事約5年ぶりの優勝を
果たしました。

30歳という年齢での復活劇。
年々若手選手が台頭する中での勝利は、
多くの人に勇気を与えたのでは
ないでしょうか。
永峰選手は2020年に
メジャー大会を制したことで
「メジャー女王」という称号を
手にしましたが、それが重圧となり、
成績は伸び悩みます。
そんな彼女を支えたのは、
お父様からの一言でした。
「そんな物(3年シード権)を持っているからダメなんだ。早く使った方がいい」
保険があることが、
かえって自分を甘やかしてしまっていた——
この言葉に気づきを得た彼女は、
2022年から3年シードを使い、
自分の力で復活を遂げます。
では、なぜ永峰選手は
再び力を発揮できたのでしょうか。
本人はインタビューで、
「この5年間でケアの大切さや練習の仕方を学んだ」
と語っています。
中でも注目したいのが、
「ドローからフェードに球筋を戻した」
という点。
これはまさに、
自分の体の動きや状態を理解し、
それに合わせてプレースタイルを
調整したことの表れです。
つまり彼女は、
技術の見直しだけでなく、
自分の身体を細かく感じ取り、
コントロールする力——いわゆる
「ボディコントロール力」を磨いたのです。
ボディコントロールとは、
体の状態を正しく把握し、
必要なタイミングで必要な動作を
無駄なく発揮する能力のこと。

これがあるからこそ、
どんな場面でも落ち着いて実力を出せるように
なります。
スポーツの世界では
「若さ」が有利に働く場面もありますが、
ボディコントロールが身についていれば、
年齢を重ねても自分の力を
最大限に引き出すことが可能です。
永峰選手のように、自分の体と向き合い、
ケアや調整を重ねることによって、
30代でもトップレベルで戦うことができるのです。
実際、国内女子ゴルフ界でも
30代後半の選手たちが多数活躍しています。
これからの時代、
「年齢」は言い訳になりません。
むしろ、自分の体を理解し、
大切に扱うことができる人が、
長く安定して結果を出し続けられるのです。
「年齢に関係なく、最高のパフォーマンスを発揮したい」
そんな願いを持つすべてのアスリートにこそ、
ボディコントロールは
欠かせないトレーニングだと、
改めて感じさせてくれる出来事でした。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
