北口榛花選手が示す、復帰後も感覚をすぐに戻せる体の土台
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
先日の新聞記事で、
やり投げの北口榛花選手がけがから復帰し、
再び世界の舞台に挑戦する姿が
紹介されていました。

大きなけがを乗り越えてもなお、
全力で投げる姿は本当に感動的です。
こうしたトップアスリートが
強さを発揮できる背景には、
体そのものの基盤づくりが欠かせません。
その「土台」となるのが、
まさにボディコントロールです。
ボディコントロールが「土台」をつくる
スポーツでは筋力や瞬発力が目立ちますが、
それらを最大限に生かすには
「体を思い通りにコントロールできる力」
が必要です。
バランスを崩さずに動作をつなげる、
力の方向を正確に伝える、
余計な負担を減らす――。
こうした一つひとつの積み重ねが、
パフォーマンスの安定や
ケガの予防につながります。
しっかりとした土台を持つことで、
どんな状況でも全力を出し切れるのです。
ケガからの復帰を支える感覚
トップ選手であっても、
ケガは避けられません。
しかし、
復帰後にすぐ感覚を取り戻せる選手と、
長く苦しむ選手の違いは
どこにあるのでしょうか。
大きな要素は「体の感覚の精度」です。
ボディコントロールが身に付いている選手は、
関節や筋肉の働きを
細かく感じ取りやすいため、
動きを再構築するスピードが速いのです。
たとえ一度ゼロに戻ったとしても、
体の使い方の「設計図」を持っているので、
再び同じレベルに戻るまでの道のりが
短くなります。

いつでも全力で挑める心強さ
「けがをしても、また全力で挑める」――
この確信はアスリートにとって
大きな心の支えになります。
土台が整っていれば、
試合のプレッシャーや予想外の状況でも、
自分の体を信じてプレーできる。
これは技術的な強さだけでなく、
精神的な強さにも直結します。
ボディコントロールは誰にとっても必要
北口選手のような
トップアスリートだけでなく、
成長期の選手や
一般のスポーツ愛好者にとっても、
ボディコントロールは大切です。
しっかりとした土台があれば、
成長の段階で無理をせずに力を伸ばせますし、
長くスポーツを楽しむための
カギにもなります。
私たちの体は一生を通して使い続ける
大切な資本です。
だからこそ
「今の動きをどう安定させるか」
を意識して取り組むことが、
未来のパフォーマンスや
健康を守る最良の投資だと言えるでしょう。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
アスリートがどんな状況でも
実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
アスリートが現役でいられる時間は限られています。
あなたが体の使い方や動き方で悩んでいたら、
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、
あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
スポーツ力を最大化し
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげ
スポーツ力を最大化するボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
